知っておきたい都市の格付け

北上広深(ベイシャングァンシェン)——北京、上海、広州、深センの四大都市を意味する四字熟語である。ニュースでも日常の会話でも4都市がセットで扱われることは非常に多い。これらは「一線都市」と呼ばれるものだからだ。一線とは一級、最上位のことであり、当然この下には二線、三線がある。しかし、これらの区切りには明確な基準があるわけではなく、経済力や人々のイメージで定められたものである。

北上広深は、いずれも人口が1千万人か2千万人以上で、高度に発達している、優秀な人材が集まっているなどの点で中国を代表する都市だ。最近、二線都市から「新一線都市」に昇格した都市も注目されている。成都、杭州、重慶、武漢、蘇州、西安、天津、南京、鄭州、長沙、瀋陽、青島、寧波、東莞、無錫の15都市は、一線都市に負けない勢いで急成長している。一線都市でも新一線都市でも、若者が多く、オンライン決済などインターネットテクノロジーが生活の中に深く浸透している点も大きな特徴だ。

ちなみに、中国には合計661都市があり、その中で100万人を超える都市は300以上で日本の県レベルの規模の都市が数多くある。ここ数年、インターネットの普及などに伴い、大都市に出稼ぎしていた若者がUターンするなどで地方都市は活気を取り戻しつつある。ローカライズに力を入れたITビジネスも注目を集めており、今後、地方でのビジネス展開がトレンドとなっていく可能性は十分にある。

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