ファーウェイ、23.2%増収

7月30日、ファーウェイ(華為科技)は中国深セン本部で2019年上半期の業績発表会を行った。取締役会長の梁華(リャン・ファー)によると、ファーウェイ2019年上半期の売り上げは4013億人民元(6兆3156億円)、前年同期比23.2%の成長となった。

売り上げの内訳は、消費者領域が55%、キャリア領域が36.5%、企業領域が7.9%。消費者領域とはスマホやポケットWi-Fi、家庭用端末などのことで、2003年から始めた製品である。決して歴史は長くないが、すでに創業時からあるキャリア領域を超え、ファーウェイの売り上げの半分以上を占めている。ちなみに2019年上半期のスマホ出荷台数は1.18億台に上り、前年同期比24%増加ことも発表された。

キャリア業務は、携帯基地局などの通信設備を主としていて、早くから海外進出を行うなど、ファーウェイの大黒柱となってきたが、2017年に初めて売り上げ全体の50%を切った。しかし、今回の発表では5G関連で50もの調印を行い、基地局の発注が15万を超え、下半期は大いに期待できるとの見方が示された。

企業業務とは、企業向けのITインフラ構築や通信、データセンター、クラウドサービスなどのこと。まだ始動して間もなく割合としては小さいが、去年の発表では5年以内にファーウェイの中心的な業務にしていく計画が明らかにされている。

また昨年以降、米政府から受けている規制について、米国のサプライヤーの一部で取引再開されたことも発表された。しかし、アンドロイドなどキーとなるサプライはまだ再開を見合わせているという。2019年下半期は、特に海外でのスマホ販売において苦境が続くことが予想される。その対策として研究開発に年間1200億人民元(1兆8886億円)を投入するなど、独自システムの開発への注力を進めているという。

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