超便利なWechat小程序(ミニプログラム) 最新人気ランキング&解説!

もくじ

ミニプログラムとは?

ミニプログラムとは、いわばアプリ内アプリのことである。

特定のアプリを開くと、その中で独立した様々な機能を利用することができる。

例えば、ゲームやショッピング、配車やデリバリーなど多彩で、できることはアプリと変わらない。しかしアプリと違い、ダウンロードをする必要がないため、データ容量の心配がなく、更新の手間もいらない。

テンセントのメッセンジャーアプリ「Wechat(微信)」に入っている「微信小程序(WeChat mini Apps)」がこの分野の第一人者であり、もっとも知られている。2017年のリリースから、ユーザー数を急激に増やしてきた。2018年時点で、ミニアプリは120万個以上、ユーザー数は10億人を超えたとも言われている。

2018年にはアリババもAlipay Mini Appsを正式にリリース、百度(Baido)やも参入。
今後も多くの企業が参入し、AppleのApp storeや、GoogleのPlay storeを脅かす存在になる可能性がある。

ミニプログラム普及のきっかけ

爆発的に広まったきっかけは、「跳一跳」というゲームだという。

2018年初頭頃から流行りだしたこのゲームは、3Dのキャラクターが次々現れる台座の上をジャンプするというもの。ユーザー数は3億人を超え、マクドナルドやナイキなどの大企業がこのアプリ内に広告を出すほど注目を集めた。

増えたのはユーザーだけではなく、すでに自社のアプリがある企業も、ミニプログラムに参入しだした。ミニプログラムはコードが公開されているため誰でも開発でき、開発にかかる期間や費用もアプリに比べて少なく済む。

Wechatのミニプログラム画面

最新の微信小程序ランキングTOP10

2019年7月のミニプログラム最新利用者数ランキングと、各アプリの解説は以下である。このランキングにはまさに今の中国人が何に関心があるかが如実に現れているといえるだろう。

1位 小年糕+(xiaoniangao)

フォトアルバムの編集・共有アプリ。BGMや効果をつけたデジタルアルバムを作り、Wechat友達に共有することができる。わかりやすい操作性で、スマホに慣れていない中高年に受けている。

2位 拼多多(Pinduoduo)

ソーシャルショッピングアプリ。日用品が安い、Wechat友達との共同購入で商品が安くなるなどの機能が人気のアプリ。

3位 美団外売(Meituan Waimai)

美団のフードデリバリーアプリ。

4位 同程艺龙酒店机票火车票门票

オンライン旅行プラットフォーム・同程旅游が運営する旅行アプリ。電車や飛行機、ホテルの予約ができる。

5位 全民K歌

カラオケアプリ。歌っている動画を共有し、評価したり投げ銭できる機能もある。

6位 猫眼電影

映画や劇場、スポーツなどのチケット予約ができるアプリ。

7位 成语小秀才

中国の成語(四字熟語)を使ったクロスワードなどができるゲームアプリ。

8位 京東购物

大手ECジンドンの買い物アプリ。

9位 票圈长视频

動画共有アプリ。Wechatには通常10秒までの動画しか添付できないが、このプログラムを使えば長い動画も共有できるようになる。

10位 欢乐斗地主

テンセントが運営するゲームアプリ。中国人になじみ深いトランプの地主ゲーム(日本の大貧民に似たゲーム)がプレイできる。

ゲーム人気は衰退?

以上が、最新の人気ミニアプリランキングトップ10だが、意外にもゲーム系が少ないことがわかる。一世を風靡した「跳一跳」は圏外、それ以外も2つしかランクインしていない。
むしろ今は、ショート動画や、写真の共有がトレンドのようだ。

EC系は、大手ECサイト京東(ジンドン)を抜き、新興ECの拼多多(ピンドウドウ)が上位となっている。拼多多の特徴である共同購入のしくみは、Wechatとの相性がよいため、ミニプログラムの利点をうまく活かしているといえる。

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