今一度味わいたい現代の「論語」—— ジャック・マー氏名言集(下)

中国最大のECサイトアリババグループ創業者、ジャック・マー(馬雲)氏が2019年9月10日をもって会長を退いた。

あれからもうすぐ2か月、ジャック・マー氏のいない「双11(11月11日)」のセールがやって来る。

同氏は近代中国の英雄として幅広い支持を集めるだけでなく、その発言もまた「現代版の論語」と評され、ひとたび口を開けば瞬く間にネット上に拡散された。

今回は、晩読書房より同氏の胸を打つ名言の一部を紹介したい。

<(上)はこちらです>

7 人は人として生きるのであって、仕事のために生きるのではない。

私たちがこの世界にいるのは働くためではない、人生を享受するためだ。人として生き、仕事のために生きるのではない、私はこう自分に言い聞かせている。

一生働くだけというのは、人としての本分を忘れしまって、将来きっと後悔するだろう。

ビジネスがどれだけ成功し、どれだけ偉大で、どれだけ素晴らしいとしても、この人生という体験を楽しむためにこの世界にいることを忘れないことだ。

仕事に忙殺されるときっと後悔することになるだろう。

8 できる人間の競争理論

  1. 食うか食われるかの商争をしなければならないというのは愚の骨頂である。
  2. 目に映るすべての人間が敵ならば、自分以外はすべて敵ということ。
  3. 競争では憎しみを引きずってはならない。憎しみを引きずっているときっと失敗する。
  4. 競争の醍醐味は将棋に似ている。負ければもう一度相手に挑む。棋士同士が殴り合いの喧嘩などできない。
  5. 真のビジネスをするのに仇などいない。自分の心の中にも世間も敵はいない。

9 不満を習慣にしない

人は退化が最も深刻な動物だ。獣と比べて「手足が弱く」、犬よりも「嗅覚が劣る」。しかし、人類は不満を「進化」させた。

時にこれで別条はないのだが、不満が習慣化すると、海水を飲むかのごとく、飲むほどに益々喉の渇きを覚えるように不満ばかりが募る。

最後になって、成功の道を行く人は皆不満を言わない「バカ」だったことに気がつく。

あなたの発言など誰も覚えてはいない、だがあなたの行いを世界は決して忘れないものだ!

10 起業する者へ

  1. 皆には見えていないチャンスこそが真のチャンスである。
  2. 従業員を笑顔で働かせること。
  3. ビジネスを展開する上での優先順位は1.お客様、2.従業員、3.株主。
  4. 急いで変化を求める前にまず変われ。
  5. 金を忘れなさい、金を稼ぐことを忘れなさい。
  6. 小賢しいくらいならバカであれ。
  7. 意識が姿勢を決定づけ、姿勢が有り様を決定づける。

11 起業について

  1. 良いものは往々にしてはっきり言えないもの、はっきり言えるものは往々にして良いものではない!
  2. 最適な人材を探しなさい。必ずしも最も成功した人を探さないことだ。
  3. 人間関係こそがこの世界で最も信頼できない。
  4. この世でタダほどは高価なものはない。
  5. 今日は辛い日だ。明日はもっと辛いだろう。だが明後日にはきっといい日が来る。

12 起業の智恵「4つのNO

  1. 起業で最も怖いのは、見えないこと、見下すこと、見ても分からないこと、ついていけないこと。
  2. 相手の位置を捉えていない、相手を見下す、相手がなぜそんなに強くなれたのか分かっていない、その結果、相手についていけなくなる。
  3. 相手が弱くとも、強い相手だとすることだ。相手が強くとも、自分は弱いと思うことはない。

13 起業を決意する瞬間

  1. 安定した収入がなくなった。
  2. 休暇をすべて消化した。
  3. 紅包をもらう機会がなくなった。

しかし、これらは裏を返すと

  1. 収入のリミットがなくなる。
  2. 時間をより有効に使える。
  3. 人の下で使われることがない。

考え方が違うと結果も違ってくる。選択が違ってこそ人生はバライティに富む。

14 チャンスについて

あるプランを見て90%の人間が「良い」と言えば、私はきっとそのプランをゴミ箱に捨てなければならない。

そんなに多くの人が良いとするプランなど、間違いなく多くの人がやっているはずで、チャンスは絶対に私たちのものではないからだ。

<参考サイト>
http://www.sohu.com/a/341072064_306510

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