知らないとヤバイ!アプリのトレンド「小程序」

 「小程序(シャオチェンシュー)」とは、アプリに搭載されたミニプログラム。いわば、アプリの中で起動するアプリのようなもの。

 中国では、メッセージアプリや決済アプリとして知られる「ウィーチャット(Wechat、微信)」に搭載されている、「ウィーチャットApps(微信小程序 )」というミニプログラムがよく知られている。

 ミニプログラムにはゲームやショッピング、出前、配車、個人サイトなど、様々な種類があり、できることはアプリとほぼ同じ。
ただし、それぞれのアプリをいちいちダウンロードしなくても、ウィーチャットさえあれば、クラウド上にあるこれらのプログラムを簡単に利用できるという利点がある。
 スマホ画面がアプリで埋め尽くされる煩わしさがない、1日に何度も使うウィーチャットを開けば、生活を快適にする様々なプログラムが現れる、更新の手間が不要など便利さがユーザーの心をつかんでいる。

 日本でもLINEアプリの中にコード決済(LINE Pay)やショッピング、クーポン、マンガ、証券など様々な機能が搭載されているのとほぼ同じだ。

 現在ではウィーチャットユーザーの約半数がこのミニプログラムを利用しているとされるが、爆発的に広まったきっかけは、「跳一跳(ティヤオ・イー・ティヤオ)」というスマホゲームだという。

 2018年初頭頃から流行りだしたこのゲームは、3Dのキャラクターが次々と現れる台座の上をジャンプするというもの。単純だからこそ、すき間の時間にサクッとプレイできてハマってしまう。
ユーザー数は3億人を超え、マクドナルドやナイキなどの大企業がこのアプリ内に広告を出すほど注目を集めた。

 増えたのはユーザーだけではない。すでに自社専用アプリがある企業も、ミニプログラムに参入し始めたのだ。
 ミニプログラムはコードが公開されているため誰でも開発でき、開発にかかる期間や費用もアプリに比べて少なく済む。
 自転車シェアサービスの「摩拜単車(mobike)」や、中国版食べログ「美団(メイトゥアン)」、ショッピングアプリの「京東(ジンドン)」「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」などもミニプログラムを提供している。


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