ウィーチャットペイも外国人観光客に開放へ!

 11月5日、アリババグループの決済サービス「アリペイ(支付宝)」が中国国内でショートステイの外国人もアリペイ決済を使用できるミニプログラム「ツアーパス(Tour Pass)」のサービスを開始したが、その翌日、ライバルのテンセント(騰訊)が運営する「ウィーチャットペイ(微信支付)」も外国人向けへのサービス開始に前向きな姿勢を示した。

 今後、ウィーチャットペイもアリペイと同じく、中国国内に銀行口座を持たなくても、国際クレジットカードからのチャージが可能になるようだ。

 テンセントによると中国人民銀行の指導の下、Visa、Mastercard、American Express、Discover Global Network、JCBの5大国際クレジットカードブランドと提携。まずは中国国鉄のオンラインチケット購入アプリ「12306」と、配車アプリ「DiDi(滴滴出行)」など日常生活の消費シーンから試験的に導入し、ゆくゆくは中国国内を旅行する外国人の利便性を高めていくように開放していくという。

 Visa大中華地区の于雪莉総裁は、「中国を旅行する消費者だけでなく、決済産業全体にとっても喜ばしいニュースで、グローバル化したビジネス環境の下では、協力してこそ、消費者にシームレスな支払い体験をもたらすことができる」とコメントした。

参考までに、外国人がアリペイで支払う場合は以下の通り。

  1. アリペイアプリをダウンロード
  2. アプリを立ち上げ「Tour Pass」を検索
  3. 氏名、パスポート番号などを登録
  4. 自身のクレジットカードから上海銀行が提供するバーチャルプリペイドカードに人民元をチャージ(2019年内は手数料無料)。
  5. 最低入金額は100人民元、上限は2000人民元。
  6. 店舗でアリペイアプリを立ち上げ、バーコードを提示するか、読み込むかで決済完了。
  7. チャージから90日後、残金は自動的に払い戻される。

 これまでアリペイ、ウィーチャットペイを外国人が利用するには中国の銀行口座を開設する必要があるものの、長期滞在ビザがないと受け付けられないため、短期滞在の旅行者の利用は極めて限定的だった。

 また海外旅行で便利な国際クレジットカードも、外国人の多い一部の場所を除いてほとんどで、結局外国人は、外貨両替で高い手数料を払い人民元を手に入れなければ買い物もできなかったなど、大きな不便を強いられていた。

 ちなみにウィーチャットペイの外国人への開放スケジュールは未発表。アリペイはすでに利用できるとのことだが、あくまで中国に限ってであり、日本国内でツアーパスを使ってのアリペイ決済はできないのでご注意を。

 今後は、日本でも普及しつつあるPayPayやLINE Payなどと同じ手順で中国国内でも多くのシーンでの支払いが可能になるようになるため、もしかすると日本人による中国本土への旅行ブームが起きるかもしれない。

<参照サイト>
https://www.alibaba.co.jp/news/2019/11/post-17.html
https://www.toutiao.com/a6756093430213902852/
https://3w.huanqiu.com/a/9a15b3/7Rp16IFLPna?agt=20&tt_group_id=6756376925981114893
https://www.toutiao.com/a6753958303589483020/
【来た!】Alipay に続き、Wechat Pay も「中国の銀行口座なしでも利用可にする」と発表 / 早速クレジットカードを登録してみた!
https://rocketnews24.com/2019/11/05/1286824/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です