中国人が注目する日本「神器」家電TOP10(後編)

中国人が注目する日本「神器」家電TOP10(前編)

 数年前まで、日本の家電量販店で「爆買い」をして、山のような段ボール箱を持ち帰っていた中国人旅行客。しかし最近は、越境ECの一般化やメーカーの中国進出などにより、中国にいながらにして日本の家電が買えるようになった。先日の世界最大のネットセール「W11(双十一)でも日本家電が奪い合いになるほどの人気だったという。中国キュレーションサイト「種草全球好美妝」では今年話題になった家電をまとめ「2019年マストバイ小型家電総復習」として10点を紹介している。

パナソニック 高浸透ヘアードライヤーナノケア EH-NE0B

 高浸透「ナノイー」により水分発生量が従来型の18倍に増え、髪の毛の内部から潤いを与えるパナソニック製ドライヤーのハイエンドモデル。さらに高浸透「ナノイー」&ダブルミネラルがキューティクルを密着させブラッシングによる摩擦ダメージを抑制するとともに水分の流出を防ぐなど、髪の保湿効果の高さが特徴。
 中国に多い硬水でのシャンプーは髪が傷みやすいため、ヘアケアで確かな効果があるドライヤーは人気が集中するようだ。

Vitantonio ワッフル&ホットサンドベーカー

 早くから出勤する会社が多い中国では朝食を作りたいけど時間がないという悩みも多い。このワッフル&ホットサンドベーカーがあれば、手間をかけずに健康で美味しい朝食を作ることができるため非常に重宝されるようだ。
 さらに休日は12種類のプレートを使い分けて少し凝った料理やお菓子作りを楽しめるという売りも若い女性の心をがっしりとつかむだろう。

ソースネクスト ポケトーク

 スマホがますます便利になりアプリで外国語の翻訳もできるが、スピードと正確さはまだまだと言ったところ。
 ポケトークはクラウドデータを通して音声を分析して翻訳し、同時に文字を表示する製品。74言語の双方向通訳対応で、小型で携帯しやすさも魅力。日本以外の国でも設定不要で使える点は、中国のユーザーにとって購入の決め手になるようだ。

パナソニック ハンディ・スティック掃除機 MC-SBU1F

 本体は充電式ハンディクリーナーで気になるゴミをさっと吸引。延長管をセットすればスティックタイプとして床や棚の上の掃除もできる、狭い隙間も掃除しやすいなど、1台あれば何でも事足りる万能さが好評なようだ。
 また本体直径5.5cmのスリムな円筒デザインに重さは530gで、キャビネットの中にすっきりと収納できる点も一人暮らしのライフスタイルにマッチしていると思われる。

ブラザー P-Touch Cube

 近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片付けの魔法』の大ヒットに伴い、注目されるようになったラベルライターだ。
 スマホアプリから用途に合わせて自分好みのラベルが簡単に作れ、テンプレートから450個のシンボル、60個以上のフレーム、各フォントのラベルが選べてデザインの自由度も高い。
 これを使ってキッチンに並んだ調味料をセンスのいい容器で統一したり、中が一目でわかるように収納したりと、「生活空間をおしゃれに片付けたい」という願望は国を問わず女性たちに共通するものだろう。


 以上、紹介された小型家電を見てきて共通するのは、中国の都市生活における悩みを見事に解決できるという点だ。日本では大手メーカーのブランド力がまだまだ強い部分があるが、中国ではそれ以上に「生活が快適になるか?」という部分での判断が強いように思える。家電に限らず中国マーケットへの進出を検討する企業が増えているが、中国の消費者の嗜好を的確に捉えローカライズできるかどうかが成功のカギとなるだろう。

<参照サイト>
https://www.toutiao.com/a6760842785890238987/
https://panasonic.jp/hair/dryer/products/EH-NA0B.html
https://www.vitantonio.jp/products/waffle-baker/VWH-50-R.html
https://pocketalk.jp/w/
https://panasonic.jp/soji/stick/mc_sbu1f.html
https://www.brother.co.jp/product/labelwriter/special/cube/index.aspx

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です