「フーマー」に子連れ家族向け新業態

 中国メディア「南方都市報」によると、広東省深センで11月30日に正式にオープンする「盒馬里・歳宝(フーマーリー・スイバオ)ショッピングセンター」が23日、プレ営業を開始した。

アリババグループ傘下のニューリテール型スーパー「盒馬鮮生(フーマー・フレッシュ)」、「盒馬菜市」、「盒馬mini」、「盒馬F 2」、「盒馬小站」、「Pick`n go」に続く第七の業態は、「子供連れ家族」をターゲットにしたニューリテール型ショッピングセンターだ。

「80後」が家計を預かる時代

 フーマーアプリを開き、店舗から3km圏内の「盒区房」の範囲内に位置していれば、フーマーフレッシュ 各店の豊富な商品とサービスを比べて見ることができるが、その中で最も目を引くのは“はしゃぐ親子の様子”だ。

 フーマーアプリのデータに基づき、フーマーリーは自らを「子連れスポット」と定義して、約20店舗の親子向けテナントを誘致、全体の店舗数の1/3を占めている。

 フーマーリー親子プロジェクトの責任者の朱暁菁さんによると、
プレ営業初日の9割近くの客が「盒区房」エリアに住む家庭消費者で、「子供向け業態の新たな組み合わせで、子育て家庭のワンストップ消費を満足させる施設にしていきたい」と語った。

 子供向けの昆虫絵本のイベントは、事前応募の親子で超満員。子供向けの業態は“人気の磁石”と呼ばれていて、特にコミュニティ型のショッピングセンターのフーマーリーには欠かせない。

 業界関係者によると、消費のアップグレードに基づく様々な新型ビジネスモデルが早いペースで出現している上に、消費の主力である「80後」は徐々に家庭に入っており、ニューリテール時代において家族連れは重要な顧客層だという。

【80後(80后/バーリンホウ)】1980年代生まれの人を指す。他にも1990年代生まれは「90後(ジュウリンホウ)」、2000年代生まれは「00後(リンリンホウ)」という言い方をする。日本の「〇〇世代」のように世代ごとの特徴を言い表す時に使われる。

テナント商品も配達OK

 国内初のニューリテール・ショッピングセンターである、フーマーリーの最大の特徴はオンラインとオフラインが一体化していることだ。聞くところによると、多くのブランドは「フーマー・アプリ」に接続しており、消費者はアプリを通じて注文して、3km圏内の無料配送サービスを受けられる。

 フーマーリーは60以上のブランドを誘致しており、例えば、「奈雪の茶」、「ユニクロ」、「大目火鍋」など、「子供連れ」を意識した業種をカバーしている。プレオープン当日は、飲食店やユニクロなど一部テナントが最終準備を行っていたが、多くのテナントはすでに営業を始めているという。

 オンラインマーケティングを通じて、子供向け業態の店が集客に大きく貢献する。従来の百貨店やショッピングセンターでは、1つの商店が100%の顧客獲得度を達成するには、通常2年間ぐらいの時間が必要だった。オンラインマーケティングならこの時間を大幅に短縮可能だ。実際、プレ営業初日には70%の客入りとなった。

 しかし、「集客マシン」と呼ばれる子供向け業態でも、家賃に対する1坪あたりの売り上げ効率が低く、平日には集客が少ないなどの問題がある。

 そこでフーマーリーは3階に「シェアスペース」を設けて、入居テナントのほかに、マカオ科学技術大学など外部の企業や組織も一緒に使うようになっている。フーマーリーはオンライン予約状況によって授業の手配を行い、空間資源を最大限に利用する。「クラウド教室」は売り上げの最大値を突破する解決策だけでなく、親子ブランドの共同展示スペースとしても活用されるという。

<参照サイト>
https://www.toutiao.com/a6762790836347339271/
https://www.leiphone.com/news/201911/k1thKVFXUK5V2J5X.html

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