「帰ってきた」アリババ、香港に再上場

 中国メディア「鳳凰網」は11月26日、アリババグループが正式に香港証券取引所に上場し、初値は187香港ドル(約2600円)で公募価格の176香港ドル(約2450円)を6.25%上回ったと報じた。時価総額は3兆9993億香港ドル(約55兆円)で、テンセント(騰訊)の3兆2573億香港ドル(約44兆円)を上回り、香港市場で最大の時価総額企業となった。

 アリババが提出した上場目論見書によると、今回のIPO(新規公開株)は880億香港ドル(約1.2兆円)で、調達資金は主にユーザー獲得や参加度向上、企業のデジタル化シフト支援、運営効率の向上、新しい3つの戦略を持続していくことに使われるという。またデリバリーサービス「餓了嗎(ウーラマ)」、旅行サイト「飛猪(フェイズー)」、動画サイト「優酷(ヨウクー)、クラウド技術などの具体的な業務にも関連する。

上場記念式典の様子(中国新聞網より)

 株式の保有率はソフトバンクグループが25.8%、創業者のジャック・マー(馬雲)氏が6.1%、副社長のジョセフ・ツァイ(蔡崇信)氏が2.0%であることが明らかになった。最大株主であるソフトバンクグループを除いて、アリババ経営陣は(マー氏・ツァイ氏を含む)は合わせても約9.0%にとどまり、持分構造は比較的分散していると特徴があるという。

 ダニエル・チャン(張勇)会長兼CEOは上場記念式典で、「アリババ今年創業20周年だ。この20周年の誕生日に我々は重要な一里塚を迎え、ついに帰ってきた、香港市場に戻ってきた」とコメントした。

 香港上場時、恒例の銅鑼をたたくセレモニーでは、世界中から招待した8カ国10名の取引先代表とともに大きな音を響かせた。ダニエル・チャン氏は、この10名の招待客は、アリババのグローバル化の未来を表していると説明した。

 また、香港と香港証券取引所にも特別な感謝の意を示し、「過去数年間の香港のイノベーション、香港資本市場の改革のおかげで、7年前の悔しい思い(経緯は下部リンクから)を晴らすことができた」と語った。

<参照サイト>
http://finance.ifeng.com/c/7ruhtM7ifQc
https://caijing.chinadaily.com.cn/a/201911/26/WS5ddc995da31099ab995edfeb.html
https://www.toutiao.com/a6763426469185061389/
https://www.toutiao.com/a6763444557871841806/

過去の経緯はこちらを参照ください

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