12月には「W12」がある!

 11月11日の「独身の日」に合わせた中国最大のネットショッピングイベント「W11(双十一)」は本サイトでも各社の様子を紹介したが、多くのメディアで報道され一度は目にしたという方が多いことだろう。この消費熱を冷まさぬとばかりに「W12(双十二)」というイベントが行われるのはご存知だろうか。

 ECにおける「年末セール」のような位置付けで、アリババが運営するEC「タオバオ(淘宝網)」で2011年に行った大セールが翌年W12になり、その後ジンドン(京東)、スーニン(蘇寧易購)でも同様のセールが実施されるようになった。

W11とW12の違いについて整理しておこう。

【W11
・2009年から毎年11月11日に開催
・Tmall(天猫)が主体
・輸入品に比較的重点。

【W12】
・2011年から毎年12月12日に開催
・タオバオが主体
・中小メーカーの商品に重点

 12月1日、アリババグループは「W12アリペイ生活フェス(支付宝生活節)」のプロモーション開始を発表。
 決済サービス「アリペイ」と口コミサイト「コウベイ(口碑)」、デリバリーサービス「ウーラマ(餓了嗎)」、映画チケット購入サイト「タオピャオピャオ(淘票票)」、旅行予約サイト「フェイジュー(飛猪)」に加え、生鮮スーパーの「フーマー(盒馬)」、百貨店の「銀泰」、フリマアプリの「シェンユー(閑魚)」、医薬品ECの「阿里健康」など、アリババグループの各サービスがクーポン発行などで連動しながら、超有名ブランドから新しい中小メーカーの商品までバラエティに富んだ商品を紹介していくという。

  今年のテーマは「創意と個性」。タオバオでは中小のメーカーが若者の多元的なニーズを掘り起こし、新しい消費の流れを作り出す。例えば、ペット用漢服のようなコアな商品を多くの人に知ってもらう機会としてW12を位置付けている。こういった取り組みのせいもあってか、タオバオで開店3年以内の店が過去1年の売り上げは5000億元(7.5兆円)弱にもなるという。

 ちなみに多くの消費者にとっては、W11で「爆買い」をした直後のため、購入意欲は若干落ち着いており、W11で買い損なったものがあれば買うためのイベントという位置付けのようだが、それでも年に数回の大きなセールであることには違いなく、特に小売業界の方はチェックしておくことをオススメしたい。

<参照サイト>
https://tt.mnw.cn/2019-12/02/2226374.html?tt_group_id=6765757147914437128
https://www.toutiao.com/a6765611677078520327/
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1651707914120417400&wfr=spider&for=pc

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