春節の餃子がピンチ!豚肉価格が高止まり

 今年8月に中国で豚コレラの発生が確認されて以来、豚肉価格が高騰しており、庶民の生活を圧迫している。中国メディア「田園小哥」によると、豚肉価格は12月に入って以来、上がったり下がったりしており、国のマクロ経済のコントロールも庶民の心理に影響しているとしている。

 全体的に見ると、10月と比べて現在は1斤(600g)約10元(約150円)の下落と、多少は安くはなったが、12月18日時点で1斤約30元(約450円)と、庶民たちが熱望する1斤10元には程遠い状態だ。

 そのため、国は4万tもの冷凍豚肉を市場に供給することで需要を満たし、豚肉の価格を下げようとした。この政策は需要が増大する春節(旧正月)に間に合うように価格を下げるという目論見だったが、このような大規模な価格操作をした反動により、豚肉価格が早くも上がり始めてしまった。

 4万tの豚肉投入は、大きな波紋を巻き起こしたと言えるだろう。一時的に豚肉関連株は揃って値を下げたが、このため多くの養豚関係者は、少なくとも一軒家分は儲けを逃したとため息を漏らした。庶民は年末に白菜と同価格で豚肉を食べられるとの期待に歓喜の声を上げたが、マーケットの動きは人の思い通りにはいかない。

 これは10年前に不動産相場が暴落したときと同じで、その後現在までずっと価格は上昇。我々庶民に唯一できることは我慢することで、食べられるものはすぐ食べて、食べられないものは食べられなくなる。結局、豚肉はあってもなくてもよいのだ。

 しかし、豚肉は春節の祝いには必需品の餃子を作るために欠かせず、豚肉価格は必然的に時間が経つにつれて上昇するだろう。特に4万tの豚肉を市場に投入してから、期待した効果は全く現れなかったため、さらなる価格上昇に注意が必要だ。しかもすでにいくつかの省と市で小幅に値上がりし始め、また別の省では下落が停滞し始めた。これらの現象は価格上昇の前兆かもしれないと言う。中国人が1年で最も大切にしている行事、春節に豚肉が買えない事態は避けなければならず、政府も次の対策を打ってくるものと思われる。

<参照サイト>
https://www.toutiao.com/a6771634432748028419/
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1653221541548109531&wfr=spider&for=pc

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