アリババ、子供用スマートウォッチに本腰

 中国メディア「中国網」によると12月26日、深センで行われた「AIoT子供用スマートウォッチサミット」で、アリババクラウドはアリババ運営のECサイト「Tmall(天猫)」、電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」と手を携えると同時に、チップメーカーの「ASR」、ブランドメーカーの「360」を含む多くのパートナーと協力して、新しい子供用スマートウォッチのプラットフォーム計画を発表した。

 会議では、アリババクラウドスマートIoT生態協力総監の巍騖(ウェイ・ウー)氏が初めて「Alibaba Service Inside」の理念を発表。チップメーカーとの連合により完璧なサービスを提供して、お客様と消費者のためにより低い価格、より多くの機能、より安全なスマート商品を提供することを表明した。

 ここ数年来、子供用スマートウォッチの市場は急速に発展している。ある分析によると、子供用スマートウォッチは2020年には販売数が5000万個以上となる見込み。一つあたりの平均価格350元(約5250円)で計算すれば、市場規模は175億元(約2525億円)を突破し、発展の余地が大きい。

 Tmallでは、子供用スマートウォッチがわずか5年間で年間千万台の販売実績を達成した。これはすでに子供用品市場の最も重要なスマート製品の一つとなっていると言える。機能面では、従来の基本的な通話ツールから、より多くの機能を持つ子供用端末電子製品に進化しているという。

 しかし、市場の急速な発展と同時に、子供用スマートウォッチには依然として多くの課題も残っている。それはバッテリーの持続時間と本体の厚みだ。バッテリーの1~2日持続は業界の平均レベルであり、競争力を持つには改善が求められる。その他にも、通話機能、音声操作、安全プライバシーなどに改良の余地とソフト不足があり、ペインポイントとなっている。ディスプレイサイズ2インチ未満の子供用スマートウォッチやウェアラブル端末について、業界はより良い解決策を必要としてきた。

 今回、アリババクラウドが複数のパートナーと連携して導入した子供用スマートウォッチソリューションは、オープンソースOS「AliOS Thing」に基づいて、「Alibaba Service Inside」という複数のソフトサービスを融合させ、チップを適応させることで、子供用スマートウォッチの多機能化を実現させた。支払い、音声操作、安全プライバシーなどを含め、製品の優位性の向上を目指す。また、アリババエコシステムのオープン性を生かし、エコシステムの内外問わず優れたソフトウェアパートナーがさらに多く参加する。

 巍騖氏は、アリババクラウドは「AliOS Things+Alibaba Service Inside」がリアルタイムオペレーティングシステムの分野においてサプライチェーンの強みを活用できることを望んでおり、その後「Alibababa Service Inside」も「AliOS Things」のように、定期的にもっと多くの進化バージョンが発売されると強調した。アリババクラウドは今後一年間で1000万台の「Alibaba Service Inside」を搭載した設備をオンラインで運行するとの目標を示した。このサミットでは、アリババクラウドさんが共同でアリペイ、Tmall、嚓捷科技、360児童、三基同創を含む傘下の複数の児童教育産業チェーンパートナーと連合して、AIoT子供用スマートウォッチ連盟を設立した。これは連盟では今後、加盟パートナーの最新技術を組み合わせていくことに注力し、市場のニーズに合わせたスマート子供用スマートウォッチのプラットフォームを構築していくという。

<参照サイト>
https://www.toutiao.com/a6774693283810509315/

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