中国マメ知識「中古車アプリ瓜子」

 景気の減速、電気自動車買い替え優遇政策の終了などにより、中国における新車市場は活気があるとは言えない状況。しかし一方では2018年中古車売り上げは5年前の5倍に成長し、販売台数は1400万台にも上った。それを牽引するのが「中古車アプリ」だ。様々な中古車アプリがある中でも「瓜子(グァーズ)二手車」はトップシェア、市場価値は90億ドルを誇る。

 中古車アプリというといかに台数を確保し、ユーザーのあらゆるニーズに応えるかがポイントになるところだが、それだけでは新規参入競争の激しい中国では差別化にはならない。グァーズの成功の要因は徹底的に「安心」を提供するところにある。

 例えば、259項目に及ぶ全車点検、発売前&成約前のW点検、専門知識を持ったスタッフが買い手と一緒に車を見に行くシステムなどで、買取〜納車まで中古車を客観的に徹底チェックし、ユーザーに納得させることで、安心の取引を実現している。

 ただここまで手厚いサービスを提供するにはもちろんコストもかかる。これを巨大な資金力が支えている。大手IT企業BATJ(バイドゥ、アリババ、テンセント、ジンドン)による投資だ。4社は、いち早く中古車市場の将来性に目をつけ、資金を投入し主導権争いを始めている。


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