建設進む北京ユニバーサルリゾート

 北京に来年オープンが予定されているユニバーサルリゾートで、今年10月の完成へ向け建設工事が着々と進んでいる。中国メディア「北京晩報」では、都市副中心管理委員会でチケット価格案の検討が今まさに行われており、年末には公表される見込みだと伝えた。

進捗状況:アトラクションの設置工事へ

 北京ユニバーサルリゾートは通州文化観光区の中心部に位置しており、敷地総面積は4平方キロメートルで、北京ユニバーサルスタジオテーマパーク、北京ユニバーサルシティ大通りと2つのリゾートホテルから構成される。2018年8月に建設を開始したプロジェクト第一期では1.69平方キロメートルが工事され現在までに鉄骨構造の構築が完了。今後はアトラクションの設置段階に入り、リゾート全体で工事が進められ、今年の年末に完成する予定だという。

 注目すべきは、環境保護を心がけて工事が進められていることだ。土砂の搬入前に、リゾート敷地内の約250万立方メートルの混合土、建築ゴミ、その他の固形廃棄物と雑草などをふるいにかけたところ、サッカー場35面の広さに高さ10メートル相当の土砂が積み上がった。工事現場には6つの貯水池を設置して雨水の再利用を行っており、建設期間中に、汚水の排出を38万トン減らせる見込みだという。

テーマパーク:「カンフー・パンダ」など人気コンテンツが集結

 ユニバーサルスタジオのテーマパークは7つのテーマエリアで構成される。全世界のユニバーサルテーマパークの中で一番人気のあるアトラクションとスポットのエッセンスを集めて、中国文化と融合させ、ゲストにユニークな体験を生み出す。

 北京ユニバーサルリゾート総裁の苗楽文(ミャオ・ルーウェン)氏によると、世界中のユニバーサルスタジオのテーマパークの中でも、北京のプロジェクト規模は最も大きく、中国文化によるアレンジも見どころだという。7つのテーマエリアの詳細は、「カンフー・パンダ蓋世の地」「トランスフォーマー基地」「ミニオンズ楽園」「ハリー・ポッターの魔法世界」「ジュラシック・ワールド・ヌーブラ島」「ハリウッド」「ウォーターワールド」となっている。

 中でも中国的な要素が強い「カンフー・パンダ」は、北京が世界初のテーマエリアだ。エリア全体が屋内型で、天候に関係なく楽しめる、必ず訪れたいエリアになるという。

開園準備:料金プラン検討中

 来年の正式開園に向けて今年は、アトラクションのテスト、チケットプランの設定、テナントの募集、従業員の募集などのオープン準備を進めていく。

 中でも関心の高いチケット価格については、同パークのイベントメニューやチケットの価格案が議論されており、年末には公表される予定だという。北京ユニバーサルシティ大通りはショッピング、飲食、エンタメが一体化した商業総合体であり、多くの観光サービスを提供するショップを導入する。現在、入居予定のテナントリストも決まっており、今年上半期に各テナントは内装工事に入る。

 北京ユニバーサルリゾート完成後は、運営段階で約1.4万人の雇用が創出される。現在、求人はすでに始まっており、今年は従業員を4000人募集し、来年以降はさらに1万人を募集する予定だ。従業員のマンションも現在建設中で、9000人以上の従業員に個室を提供するほか、洗濯室、喫茶店、食堂、ジムなどの施設を提供するこ可能性もある。

アクセス整備:最大9000台収容の巨大駐車場も

 ユニバーサルスタジオテーマパークは来年からは正式オープンに向けた運営テストが行われる。これに合わせて交通アクセスの整備も進んでいる。軌道系交通機関については、北京ユニバーサルリゾートと首都空港と大興国際空港の間に地下鉄2路線がすでに開通、昨年末より試運転が始まっている。

 また北京ユニバーサルリゾートに隣接する2本の高速道路の連結工事や北京市最大級の駐車場を建設も進められている。特に駐車場は、通常の8600台分のキャパシティに加え、充電スタンド付きスペースを400台分用意。さらにスムーズに駐車で着るように設計されており、「バック駐車」で時間を使う必要もないという。

<参照サイト>
https://www.toutiao.com/a6779498227268846083/

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