中国マメ知識「春節(旧正月)はいつ?由来、習慣、挨拶、食べ物は…?」

 旧暦(太陰暦)の正月のことで日本では「旧正月」ともいう。2020年は1月25日が「春節(チュンジエ)」に当たる。ちなみに春節前日は旧暦の大晦日で「除夕(チューシー)」という。

 春節の起源は、秦の始皇帝の時代より昔に行われていた年初めの祈年祭にまでさかのぼるという。一年の農事が終わった後、旧暦1月1日に、天地の神々や祖先の恩恵を報告して、新年の豊作を祈る祭りが行われた。

 また旧暦12月23日または24日にかまどを祭り、年越しの準備「忙年」——具体的には料理や衣服、爆竹の用意、祖先を祀り、神を拝み、家の門に対聯を装飾を始めた。春節の祝いはかつて旧暦1月19日まで続いていたようだが、現代では、旧暦1月15日までとすることが一般的だ。

 春節は中華民族の最も盛大な伝統的祭日であり、中華民族の思想信仰、理想と願望、生活娯楽と文化心理の集合体を表現しているだけでなく、幸福と厄除け祈願、飲食、娯楽を賑やかに披露するものだ。

 また春節を通じて家族や親類が集まったり、故郷の人々に挨拶などをするが、これは人々が心の絆を深める重要な祝日として深く根付いているということでもある。

 また中華文化の伝播や華僑の人々の移住などにより、一部の国や地域でも春節を祝う習慣がある。正確な統計ではないが、約20の国と地域で国全体または一部の都市の法定祝祭日と定められている。

 ちなみに春節を始め、清明節、端午の節句、中秋節で中国の四大伝統の祝日と称され、中でも春節民俗は国務院の批准を経て、第一級の国家級無形文化遺産リストに登録されている。

▪️春節の名称

 現在の旧暦の「正月一日」は、歴史的には「上日」、「元日」、「三朝」、「正日」、「元辰」、「新正」、「新元」、「元旦」などと呼ばれてきた。現在の旧暦「正月一日=春節」という概念は、古代にはなく、中華民国政府が作られ徐々に提起された。またこの時代には西暦が導入され、旧暦は農事を行う基準として残ることになった。

 1949年9月27日、中国人民政治協商会議第1回全体会議では「西暦紀年法」を採用することを決定。西暦の1月1日は「元旦」、旧暦の正月1日は「春節」となった。

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