新型コロナウイルス、映画業界にも暗い影

 新型コロナウイルスの影響は、新春の映画興行にも影を落としている。中国ブロガー「伝媒一班」によると、通常なら春節(旧正月)は映画の興行収入が大きく伸びるときする時期だが、今年は2020年1月25日封切りの映画で前売り券の払い戻される割合が高いという。

各映画の前売り払い戻し受付が始まって4時間後には以下のようになった。

映画「囧媽」…払い戻し率2.4%
映画「唐人街探案3」…払い戻し率1.9%
映画「奪冠」…払い戻し率2.2%

 特に、各作品の人気上映時間に限った払い戻し率は「囧媽」2.7%、「唐人街探案3」1.9%、「奪冠」2.6%となっており、人々の人混みを避けたい心理が反映されていると言えるだろう。

映画「唐人街探案3」の予告映像(Youtube电影预告)

 「唐人街探案3」は、中国映画でありながら妻夫木聡、長澤まさみ、浅野忠信、染谷将太、三浦友和ら日本の人気俳優陣が出演しているという話題性もあり、前売り3日間だけで約2億元(約30億円)の興行収入を記録した。しかし、新型コロナウイルス騒動が大きくなってからは一転、その分払い戻し件数も多かったという。

 ある試算によると、「唐人街探案3」はたった4時間で約400万元(約7000万円)の興行収入を失ったという。払い戻し率はまだ1ケタ台だとはいうものの、払い戻し受付が始まったばかりということもあり、先々の見通しに関係者は頭を痛めている。

 またあるネットユーザーは、「春節のロードショーは全作品延期したほうがいい」と投稿。各映画宣伝会社は莫大なPR費用を投じているが、それでもさらに大きな損失を避けるためには延期しかないという意見もある。

<参照サイト>
https://www.toutiao.com/a6784781823923716619/

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