アリババの「無人ホテル」

 2018年11月、アリババグループは無人ホテル「Fly Zoo Hotel(菲住布渴)」を、杭州のアリババグループ本社近くにオープンした。

 無人ホテルと言えば、日本では「変なホテル」のような、フロント業務が自動化されたホテルを想像するが、こちらは想像のはるか上を行く、まさに「未来のホテル」と体感できると各国のゲストから評判の施設だ。

 館内は、客室はもちろん、ロビーなど共有スペースも人工知能(AI)で制御されており、チェックインしたときから、ゲストごとにパーソナライズされたサービスがはじまる。
 エレベーターは、ゲストの宿泊フロアに自動で停まり、外出するときは客室から出たのを感知して、呼ばなくても自分の宿泊フロアにスタンバイしている。

 レストランの配膳や、ルームサービスもAI搭載の自走式ロボットが行う。ゲストを認識すると、カプセルが開き、料理やアメニティなどを取り出せる仕組みだ。

 客室の鍵は顔認証で開錠できるため、ルームキーは存在しない。
 客室の照明やエアコン、湯沸しポットなどの家電はIoT化されており、アリババのスマートスピーカー・天猫精霊(Tmall Genie)を通じて声でコントロールできる。

 チェックアウトや支払いもアプリ内で完了、最後まで人と関わることなく宿泊を終える。

Fly Zoo Hotelの紹介動画(Youtube:Alibaba Groupチャンネル)

 宿泊費は、1399元(約2万3000円)と高級ホテル並み。今はまだ、新しく珍しいものが好きな人のためのホテルという位置づけのようだ。


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