故宮博物館のミュージアムグッズ

 世界五大博物館の一つ、北京の故宮博物院には、年間1500万人もの見学客が訪れる。

 かつては「古くさい」「ダサい」「実用的でない」なんてイメージだった故宮のおみやげ。しかし最近は、入場客が驚くようなグッズが増えてきている。

 例えばコスメ。口紅やアイシャドー、チークなどがラインナップされているが、国宝をモチーフにしたラグジュアリー感のあるデザインと色で、発売と同時に瞬く間に話題となった。

 故宮博物院では、2010年にアリババグループのネット通販サイト「タオバオ(淘宝網)」内にオフィシャルストアを開設。マスキングテープ、ブックカバー、イヤリング、抱き枕など、「アジアン×モダン」感のあるセンスの良いミュージアムグッズが多数発売され、若者の間で大変な人気となっている。2017年には、年間約15億元(約247億円)もの売り上げを達成した。

故宮博物院グッズの紹介動画(Youtube:New China TV チャンネル)

 これらの一新されたミュージアムグッズは、従来「観光記念グッズ」と呼ばれていたが、現在では「文化創造グッズ」と呼ばれるようになり、歴代王朝の文化を現代に蘇らせていると国からも高い評価を受けている。

 かつて紫禁城と呼ばれていた故宮は、2020年で600周年を迎えたが、現代のテクノロジーと新しいアイデアにより、この場所が再び脚光を浴び始めている。皇帝が暮らしていた時代のような賑わいを取り戻すかもしれない。


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