子供の手

【これからパパママになる方へ】中国メディアが考える「2020年代にすべき教育」

 1985〜90年代の生まれの人が、2020年代には親になろうとしている。これからの親たちは、以前とは違う全く新しい教育問題に直面するだろう。中国経済メディア「経済日報」は、「これからの子供たちをどのように教育すべきなのか」について分析している。

 物質や文化が比較的豊かな時代である2010年代と2020年代に生まれた子供は、小さい時から比較的高い生活水準の中で育つ。インターネットは豊富な情報とチャンスをもたらし、世界一周旅行、海外留学もさらに身近なものになる。生活には人工知能(AI)、ビックデータ、ロボット、ブロックチェーン、仮想現実といった高度なテクノロジーに関する語彙が浸透してきている。

 2010年代、2020年代生まれの子供には、親世代よりさらに多くの選択肢がある。マルチジョブ青年(一人の人間が複数の身分や職業を持っていること。例:カメラマン兼経営者)、自営業、猫カフェの店主、eスポーツの顧問など、趣味であってもお金を稼ぐ手助けになる。ある子供は小学2年生の時、ヒップホップやスケボーに対する趣味を自覚し、将来自分が「英語が上手でスケボーができる心理学者」、あるいは「スピーチが好きでヒップホップができるドックトレーナー」になれると理解していた。また、ある子供はアイドルの追っかけをしているときに、応援ボードを作るために画像処理ソフト・Photoshopを独学するなど、オリジナリティを表現する努力をしたためスキルが向上した。

 一方、1980年代、1990年代生まれの父母たちは寛容で開放的だと言えるが、まだ多くの人がゲームや猫カフェ、スケボー、コスプレなどの「不真面目な」趣味を認めたがらない。しかし、これらは学習方法にもなる。2019年11月26日に開催されたThe Global Entrepreneurship Summit (GES)で、

 「新世代の子供たちは自己に対してはっきり理解している『先覚者』である。彼らは小さい頃から『異国文化に接触』し、『先進技術による助け』がある。また『遊びの中に収穫があること』を好み、簡単に『勉強によって成長し』、『自分に合った学習ツールによって、学習への喜びを感じる』ことができる。そのため両親があわてて子供の勉強を助ける必要はないのだ」と発表した。
(参考URL:http://www.infzm.com/contents/171825

 そのほかに、雑誌『観察』では、学習を含めて、さらに若い世代にもリソースを得ることのできる豊富な方法があると提示した。例えば「MOOCs(ムークス:インターネット上で誰もが無料で受けられる大規模で開かれた講義)」、「分答(Fenda:ユーザーがお金を払うことによって、キーオピニオンリーダーに質問を投げかけることができるサービス)」など知識を商品やサービスに変えて価値を生み出すこと、ソーシャルメディア、「知乎」(ジーフー:Q&Aサイト)などだ。若い学生は学習効果の期待に基づいて、主体的に学習ツールを選別し、「会話のない」学習方法を拒絶する。彼らは「知乎」で資料を調べて学校が出した宿題を解決し、「China Daily」と英国公共放送「BBC」の公式アカウントを見て英語を学習している。

 学歴と社会の共通点を普遍的に追求した歴史から、「学習能力」の重要性がわかってきている。子供の「個性の発展」と「自己実現の追求」について、学校や先生、両親と学生が意識して適応する必要がある。教育機関は、学習者の積極的かつ自主的な「科学技術を利用した製品の企画」、「学習過程の管理」、「学習効果の測定」、「個人の実際の状況」に基づいて、さらに効率良く科学的で個性的な学習方法を探すということに努める必要がある。

 両親たちは、2010年代、2020年代生まれの勉強は、ただ知識を得るためや試験に合格したりするためだけではなく、自分自身の資質や特徴を掘り起こしたり、発展する方向を探す一つの手段だと理解する必要がある。それを踏まえてやるべきことは、その過程の中で子供の意思を尊重し、必要なサポートを提供することだ。

<参照サイト>
https://static.jingjiribao.cn/static/jjrbrss/3rsshtml/20191201/210685.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です