日本人は「冷たい」が好き?日本でのカルチャーショック

こんにちは。私は日本に来ている中国人留学生です。大学3年生のころから、東京にある大学で語学留学をしており、今年で留学3年目になります。今回は、日本での留学生活で感じたカルチャーショックをみなさんにシェアしたいと思います。

1. お湯を飲む人はいない?

私が日本に来たのは3月だったのですが、春とは名ばかりで、寒さがまだ残る日でした。外で食事をしようと思い店に入ると、お店の人はお湯ではなく氷水を出しました。はじめは「えっ?」と思いましたが、生活をしていくうちに、日本では雨が降っていても風が強くても、飲食店では氷水を出すとわかりました。中国では「からだを温めると体調がよくなる」と考えられているため、中国人はお湯を好んで飲みます。私の見る限り、日本では逆に冷たい飲み物のほうが好まれているようです。

2. 生のまま食べる

中国人はいつも食に対して「温かさ」が必要だと考えているのに対して、日本人はあまり気にしないようです。この違いは飲み物だけではなく、食べ物についても同様のことがいえます。日本では食べ物を冷たいまま、さらに生のまま食べることも普通。生卵、お刺身、馬刺など…。私は一度食べてみて美味しいと感じたのですが、どうしても慣れないという友人はたくさんいます。

3. アルバイトって大学生活の一環?

私が中国にいたとき、周りでアルバイトをする友人はかなり少数でした。その理由はいろいろ挙げられますが、「アルバイトの給料が低い」「勉強が忙しい」「大学の学費が安い」などが代表的だと思います。一方、日本の大学ではアルバイトをしない人のほうが珍しく、家庭の経済状況にかかわらず、大多数の学生がしています。アルバイトをすると新しい友達が作れるし、さらには恋人ができる可能性もあります。アルバイトは日本人学生にとって、大学生活の一環なのかもしれません。

4. 自分がしていないことまで謝る

コンビニでアルバイトをしていたときのお話です。お客様のカバンが商品棚に当たってしまい、そこに置かれていた商品がバサバサッと音を立てて落下。アルバイト先の先輩はその音を聞くと、さっと走っていき、「すみません」と言って商品を拾い始めました。それを見た私は、お客様が落としたのに「すみません」と謝ることが不思議でなりませんでした。

5. 複雑なゴミの出し方

「日本ではゴミを分類して捨てるらしい」。中国にいたときからよく耳にしていたことでしたが、こんなに複雑だとは思いもよりませんでした。留学生活を開始して間もないころ、区役所からゴミの出し方を説明する分厚い本が2冊届きました。ルールが細かい上に、曜日が厳密に決まっていて毎日回収されるわけではありません。中国では、毎日ゴミを捨てることがいい習慣だと考えられています。さらに私が驚いたのは、テレビや電子レンジなどの粗大ゴミを捨てる際、お金がかかることです。中国ではいらない粗大ゴミは回収する人に「売る」というような感覚で、逆にお金がもらえるものだったので…。

カルチャーショックで得られたもの

これが私の日本で感じたカルチャーショックです。たしかにショックを受けて落ち込んだこともありますが、その分日本社会への理解を深めることができました。そして、それを乗り越えれば日本での生活はもっと楽しいものになると私は思います。そう考えれば、がっかりすることばかりではないのではないでしょうか。
【ライター:Aki】

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