清水寺

京都の街角や和菓子 訪日中国人が描いた「絵日記」に6.9万いいね

「日本への旅で見たものを多くの人にシェアしたい」——

そんな想いから、中国からの訪日客が日本で目にした光景を水彩画で再現した作品集が話題になっています。

山東省在住の孫小弱さんが日本を訪れたのは2019年秋。帰国後に描いた絵が、2020年3月に筆者の知人でもあるTwitterアカウントで紹介されたところ、日本のユーザーを中心に大きな反響となり5月時点で1.7万リツイート、いいねの数が6.9万までに増加。 そこで、この話題の作品を描いた孫小弱さんにインタビューしてみました。

手ぬぐい
着物

Twitterなどで公開された絵が話題となっていますが、作品名はありますか?

——「旅行手帳」と呼んでいます。自分が日本で見た、いろんな印象深いもの、かわいいものを記録したものです。

日本の人からの反響については、どのように感じられましたか?

——自分でもTwitterでこんなに多くの人の「いいね」がもらえるとは思いませんでした。とてもうれしいですし、みなさんに感謝しています。

ようじや
ようじやカフェ

ご自身でも様々なSNSで絵を公開されていますね。

——みなさんに旅行で見た印象深いものをシェアしたいと思ったのと、日本に遊びに行きたい人の参考になればと思って公開しています。

日本に興味を持つようになったきっかけを教えてください。

——本業がデザイン関係なので、とても良いデザインが多い日本に自然と興味を持つようになりました。特に日本の文房具には素敵なデザインが多く、手帳などを買いに行くといろんなものに目が惹かれます。そんなことから日本に行ってみたいと思うようになりました。

くつした
ロフト

日本への旅行は何度目ですか?

——この「旅行手帳」のときが2度目で主に京都・大阪を巡りました。初めて日本を訪れたのは2016年です。このときは東京ディズニーリゾートと箱根に行きました。一番の思い出はディズニーですね。日頃の嫌なことを全部忘れさせてくれる場所だと思いました。

大阪城
かに道楽

ところで、絵画の技法はどのように学んだのですか?

——美術系の学校で修士課程まで学びました。そのため美術の基礎はしっかりと身についていると思います。でも、水彩画は専門外なので、今回の作品は模索しながら描いています。

今回、「旅行手帳」を描こうと思った動機は?京都で最も印象深かったのは何ですか?

——描き始めたのは、旅行の思い出を少しでも長く残したいと思ったからです。 京都では建築物や特徴のある路地が印象深かったです。また様々なものが受け継がれている老舗、例えば、手工芸品や和菓子は何時間でも見ていられると思いました。

高台寺
扇子や
和菓子
だんご

京都の他に、描いてみたいと思う日本の地方はありますか?

——行きたい場所は…、多すぎますね。東京と大阪はまだまだ見ていないところがたくさんあるので何度でも行きたいです。冬の北海道での雪景色鑑賞は絶対外せません。また上野公園に行ったときは桜、京都では紅葉を見られなかったので、機会があればぜひ鑑賞したいですね。あと、夫が漫画『SLAM DUNK』の大ファンなので鎌倉にもぜひ行ってみたいです。

早くまた違った日本の風景を描いて欲しいと思いますが、新型コロナウイルスのために思う存分旅行ができない現在。最後に、こうした状況にコメントをいただきました。

——現在、中国では新型コロナウイルスをコントロール下に置きつつありますが、日本もきっと同じようにできると信じています。みなさん、冷静に力を合わせ、この難局を乗り切りましょう!必ず元の生活に戻れるはずです。

「山川異域、風月同天(住む場所は違っていても、私たちは同じ空の下で繋がっている)」、「豈曰無衣、与子同裳(着る服がないなら、1着の服を一緒に着れば良い)」という言葉があります。日本と中国、手を携えて一緒に頑張りましょう!
【ライター:老峰】

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