ぬるいビールは中国あるある?消費量世界1位、中国ビールの豆知識

暑い夏、仕事終わりの1杯といえば、キンキンに冷えた「ビール」!爽快な「のど越し」はビール好きにはたまりません。今回は日本とひと味違った中国のビールに関するあれこれをお届けします。

ビール消費量世界一はどこ?

キリンホールディングス株式会社の調査「2018年 世界主要国のビール消費量」によると、世界で一番ビールが消費されているのはお隣、中国。調査開始以来16年連続で消費量1位となっています。ちなみに、日本は7位です。

同調査で、国民一人当たりの消費量で見ると1位はチェコ共和国で、中国は35位圏外。近年、中国では消費量の減少をみせていますが、人口が多いことが消費量1位たるゆえんのようです。

ビールが安い!?

日本の缶ビールが200円~300円であるのに対し、中国ビールの主な価格帯は10元(150円)以下がほとんどで、ローカルビールは3元(45円)ほどのものもあります。ペットボトルの飲料水が2元(30円)程度だと考えると、この価格は魅力的。これも消費量世界1位を後押ししているのかもしれません。

中国ビールは飲みやすい?

アルコール度数5%前後の日本のビールと比べると、中国のビールはアルコール度数2%~4%と比較的低く、炭酸も弱めなのでビールが苦手な女性でも飲みやすいです。筆者の周りには、中国のビールを飲んでいたから日本のビールを飲めるようになったという人もいるほど。

ビールは夏でも常温?

日本ではお馴染みのキンキンに冷えたビールですが、中国では「冷たいものは体を冷やしてしまう」といわれていることから、ビールも常温販売されていることが珍しくありません。筆者も北京にいたころ、真夏にビールが常温販売されているのを見て衝撃を受けました。また、レストランなどでも常温で提供されています。中国に行ったことがある方は冷えたビールがお店になくて、落胆した経験がある方も多いのでは?もちろん冷やして飲む方は一定数いますし、最近では増えているように思います。

中国ビールの御三家とは?

中国に行くとたくさんのビールブランドを目にする機会があります。その中で下記の3社が中国の大手ビールメーカーとされています。

前瞻产业研究院の公表データを元に作成。

華潤雪花啤酒(ファールンシュエファーピィジゥ):シェア23.2%
最も生産量が多いビールブランド。
主な市場:四川、遼寧、安徽

青島啤酒(チンタオピィジゥ):シェア16.4%
中国で最も古いビールの一つ。日本でもネット販売で購入可。
主な市場:山西、陕西

燕京啤酒(イェンジンピィジゥ):シェア8.5%
北京市のビール会社で1980年創業と比較的年数が浅いにも関わらず首都北京を中心に占有率が高いビール。
主な市場:北京、広西

※各シェアは前瞻产业研究院の公表したデータによる。

ここからもわかるように、中国のビールは地域性が強く、大手メーカーだからといって日本のようにどこのコンビニに行っても同じビールが売っているとは限りません。特に燕京啤酒は、北京を中心としたエリア以外ではなかなか手に入らないのです。

まとめ

今回は中国のビールにまつわる話をご紹介しました。現在は新型コロナウイルスの影響もあり、簡単に渡航はできませんが、いつか状況が落ち着いたらぜひ中国ビールを飲んでみてください。日本のビールとはまた違った美味しさに出会えますよ。
【ライター:くぼき ゆきえ】

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