【中国語勉強法】やってみてわかった「シャドーイング」の重要性

中国語って発音が難しい!読めるし書けるけど、話すことが苦手…。という声をよく聞きます。会話をするためにはまず、口を慣らすこと。しっかり音読をすることが重要になってきます。そこで、日々中国語を勉強しているみなさん、また、これから中国語を始めたいと考えている方へ、筆者が取り組んだ「シャドーイングによる勉強方法」についてお話します。

シャドーイングとは?

音声を聞きながら、それに重なる形で発声するというものがシャドーイング。他の外国語学習と同様、中国語の学習にも大変役立ちます。

筆者は日本語教師の資格を持っており、教える立場からみてもシャドーイングは重要だと感じています。勉強したフレーズや単語を実際の会話で使えるかどうかは、ある程度の“しゃべり慣れ”が必要なので「先生やネイティブの話した内容をシャドーイングして、正しい発音を自分に定着させる」という練習は、どんな外国語学習にも使える効果的な方法だといえます。

初級者から上級者まで、レベルに合ったシャドーイングを

ここからは筆者が中国語を勉強するうえで、実際どのようにシャドーイングを行ったかをお話していきます。

筆者は大学の第二外国語で中国語を学び始め、HSK(中国語の資格試験)3・4級受験後にシャドーイングを始めました。個人的には遅すぎるスタートだったと感じています。なぜなら試験には合格できたものの、リスニングの能力不足を痛感したからです。シャドーイングを行うことで読解力と並行してリスニング力を高められるため、初中級者の方も実践すべき勉強法だと思います。

実際にシャドーイングを始めたのはHSK5級を目指していたころだったので、テキストの付属CDやネットにアップされている学習用の音声を教材として使用していました。その後中国留学を経て、資格より会話を重視するようになってからは、YouTubeなどのサービスでネイティブの動画をシャドーイングして勉強するようになりました。資格試験対策ならテキスト関連のもの、会話力を磨くには動画サービス、と使い分けてみるといいかもしれません。

シャドーイングで実感した効果

資格試験対策、日常会話力アップのためにシャドーイングをした結果、リスニング力の成長を実感しました。

「話す」ためには、まず「聞く」。ある程度聞き取れるようになってきたら、次のステップ「話す」というアウトプットが必要になってきます。シャドーイングをしていれば、聞きながら内容を一回口に出しているので、会話をする際にフレーズがスムーズに出てくるようになります。シャドーイングはリスニング力を伸ばし、さらに会話力も向上させることができる、「聞く」「話す」に特化した勉強方法だといえるでしょう。

とにかく実践あるのみ

留学や仕事などで外国に滞在した人の方が、きれいに発音できる傾向を感じます。それは、日常で外国語に触れる機会が多く、「耳に正しい発音が入ってくる→真似して自分でも使ってみる」といった、無意識にシャドーイングのようなことができているからだと思います。

シャドーイングはとにかく実践あるのみ。筆者の経験上、はじめはネイティブ音声のスピードについていくのが大変ですが、ある程度繰り返していくうちにだんだんと慣れてきます。最初から意味を完全に理解して発音するというレベルを目指す必要はありません。会話力アップを目標に、焦らず自分のペースで練習していきたいですね。
【ライター:桜木 葵生 】

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