2021/06/02 ビジネス

中国のIT大手「BAT」とは?中国ITをけん引する3社を解説

写真:PIXTA


独身の日セールで有名なEC企業「アリババ」

1999年創業のアリババグループは、「独身の日」として知られる11月11日に毎年大規模なセールを開催することでも有名な、EC(Eコマース)の大手企業です。

「天猫(Tmall)」や「淘宝(タオバオ)」、海外向けの「AliExpress」など、BtoC、CtoC、BtoBの各種ECプラットフォームを提供しています。

新型コロナウイルスによる外出規制などを受け、アリババグループ傘下のフードデリバリーサービス「餓了麼(ウーラマ)」や映像配信サイト「Youku(ヨウク)」の需要が高まったといいます。

また、中国のリサーチコンサルティング会社「易観分析」によると、2020年第1四半期における中国で利用されるモバイル決済の過半数を電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」が占めています。日本でも、訪日中国人向けの支払い方法の一つとして普及しています。

世界最大級のエンタメ配給会社「テンセント」

1998年創業のテンセントは、創業当初はトークアプリ(現在のQQ)を運営する企業でした。その後、ゲーム、音楽、ドラマ・映画などエンタメ事業に範囲を拡げ、現在では中国最大手のゲーム企業にもなりました。世界的に人気のPCゲーム『League of Legends』を運営する米国のRiot Gamesや、『クラッシュ・オブ・クラン』を運営するフィンランドのSupercellの株主でもあります。

2011年にリリースしたトークアプリ「微信(ウィーチャット)」は、国内版のほか国際版もあり、2020年12月末時点の月間アクティブユーザー数は12億以上と驚異の数字を記録しています。

電子決済サービスの「微信支付(ウィーチャットペイ)」は、前出のアリペイに次ぐシェアを獲得しており、この2つで中国のモバイル決算の90%以上を占めています。

生活に不可欠な「BAT」

幅広い事業展開で時代をリードしている「BAT」。3社が提供しているサービスの中には、検索エンジン、Eコマース、トークアプリなど、人々の暮らしに身近なものがたくさんあります。新興の企業も数々生まれていますが、まだまだ中国ITをけん引していく存在であることは間違いなく、中国に関心のある方はチェック必須の企業です。

※初回公開日2019年11月30日の記事です。2021年6月2日情報更新

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