2020/08/14 カルチャー

中国マナー事情、時計や傘が贈り物としてNGな理由

中国の友人やビジネスで取引先の方に会う際に、気持ちとしてお土産やプレゼントを持参することがあるかと思います。そんな時に注意したいのが、NGな贈り物。ものによっては気持ちがこもっていても「縁起の悪いもの」とされてしまうことがあります。今回は贈り物をする際に気を付けたいNGな贈り物をご紹介します。

縁起の悪い「言葉」を連想させる贈り物はNG
中国では、言葉の発音から縁起の悪い言葉を連想させる贈り物はNGとされています。その例として、「靴」や「傘」が挙げられます。靴の中国語「鞋(シエ)」と、不正・災いという意味を表す「邪(シエ)」が同じ発音であることから、家族以外に靴をプレゼントすることは良くないとされています。傘も同じように、傘を表す「伞(サン)」と、「人が散る」という意味の「散(サン)」が同じ発音になることから、贈り物にすることは避けたほうがよさそうです。

お見舞いや手土産として持参することが多いフルーツ、その中で「梨」は要注意。梨の中国語「梨(リー)」は「人と別れる」の意味を表す「离(リー)」が同じ音であることから、お見舞いや恋人に梨を贈るのは縁起が悪いと思われてしまいます。

また、「時計」も贈り物としてはNG。これは「時計を贈る」という意味の「送钟(ソンジョン)」が、「最期を看取る」という意味の「送终(ソンジョン)」と発音と同じためです。

縁起の悪い「事」を連想させる贈り物にも注意
中国では、縁起の悪い「事」を連想させる贈り物もNGとされています。その一例が「包丁」。包丁を贈ることは、関係を絶つ「一刀两断」という言葉を連想させてしまい、縁起が悪いとされています。

「財布」にも気を付けましょう。財布を贈ると自分の金運が外にいってしまうといわれることがあるようです。これと同じように、運気や幸運が他の人に渡ってしまうということで「仏像」の飾り物などをプレゼントとすることも避けたほうがよさそうです。中国では風水を信じる人が多いため、こうした考えにも配慮する必要がありそうです。

贈り物の数や色にも気を配る
贈り物の数として注意したいのが、日本同様「死」を連想させる「4」。また、西洋で忌み数とされる「13」も、近年は西洋文化の影響で気にする人もいるため注意が必要です。また、贈り物の「色」にも気を付けましょう。「真っ白」「真っ黒」な物は、葬儀を連想させて縁起が悪いとされます。

逆に中国では贈り物をする時には「対になったもの」を贈ると良いとされています。中国語には「いいことが重なる」という意味の「好事成双」や「対になること」つまり夫婦などを指す「成双成对」という言葉があり、昔から対になったものが好まれるためです。特に結婚祝いの品は、対になった物をあげることが礼儀とされているようです。

おわりに
ご紹介した例のほか、地域によって特有のNGな贈り物もあるようです。贈り物をする前には現地の方に確認してみるといいかもしれません。

日本と中国は似ている文化もありますが、生活習慣や考え方が大きく異なります。そのため、贈り物として喜ばれるものも違って当たり前。中国でNGとされるものは避けて、相手に喜んでもらえるプレゼントを贈りたいですね。

参照サイト
https://www.sohu.com/a/22510095_118167
https://www.sohu.com/a/200592719_480730

小静

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