2020/08/27 中国旅行

中国「高速鉄道」の乗り方徹底解説!チケット予約・発券方法から乗車まで

中国旅行で欠かせないのが高速鉄道。特に2都市以上を訪れようとした場合、飛行機を利用するより費用が抑えられる便利な交通手段です。ですが、「どのように予約を取ればいいのか分からない」、「車内の様子がわからなくて不安」といった方もいるのでは?

今回は、2018年に乗車した体験をもとに、チケットの購入方法から乗車までをご紹介したいと思います!

チケットの購入方法

購入方法は、主に下記の2種類があります。

1.インターネットあるいはアプリから購入する
2.直接、高速鉄道の駅の窓口で購入する 

今回は、インターネットあるいはアプリからの購入方法を中心に説明します。後半に駅窓口での直接購入方法も説明するので、ぜひ読んでみてください。

インターネットあるいはアプリから購入する

私が留学や旅行に行く際によく使っていたのが、オンライン旅行会社「Trip.com」から予約する方法。日本からでも簡単に予約することができるため重宝します。

1.Trip.comを開き、目的地や乗車日を入力
 
今回の記事では、アプリ画面を使って説明していますが、ウェブページからも利用可能。まずは、Trip.comアプリのトップ画面にある「列車」を選択します。


Trip.comアプリ画面

上記画面に進んだら、出発地と目的地、乗車日を選択します。復路の日付がありますが、片道だけ購入する場合は入力不要です。

2.乗車する列車を選択


Trip.comアプリ画面

時間ごとの列車の候補が出てきたら、乗車したい列車を選択します。「Eチケット」と書かれているものは電子チケットです。乗車の当日、このEチケットを窓口で提示し、紙のチケットに引き換える必要はありますが、購入時はEチケットを選択して問題ありません。

席にはランクがあり、日本の新幹線に当てはめると二等席が普通車両、一等席がグリーン車という感覚。ビジネスクラスは、さらにハイグレードな座席となっています。


Trip.comアプリ画面

予約画面では、以下の情報が必要になります。

・名前(ローマ字)
・生年月日
・パスポート番号
・メールアドレス

中国ではGoogleの提供するサービスがVPNを介しても繋がりにくいため、Hotmailなど中国でも利用できるメールアドレスを使用した方が安心です。

入力した情報に間違いがないかを確認して、座席を指定してオレンジの「予約する」ボタンを押します。

3.支払う


Trip.comアプリ画面

この画面になってから30分以内に支払いを済ませれば予約完了です。「予約をキャンセル」をした場合、もしくは30分以上支払いをしない場合には自動的にキャンセルされます。

4.駅の窓口でチケットを受け取る



ここからは、乗車当日の解説になります。事前に予約したチケットの引き換えは、駅の窓口で行います。電子時刻表とガラス張りの受付が目印です。事前購入していない場合は、この窓口で直接購入することも可能です。

予約した乗車券の引き換えは「取票」(チューピャオ)、乗車券の購入は「售票」(ショウピャオ)と窓口の上に書かれているので、並び間違えないように注意してください!一つの窓口に「取票」と「售票」の両方が表記されている場合は、どちらも対応しているので並んで問題ありません。

引き換えには、下記の2つが必要になります。

・パスポート(直接購入する際も必要)
・予約番号

口頭で伝える自信がない方は、スマホ画面の予約番号を窓口の人に見せれば手続きをしてくれます。



駅で直接購入する場合は、上記の時刻表を参考に購入します。「无」は「無」の中国語(簡体字)表記で、「座席が無い」という意味です。 

注意1
私が深圳北駅から高速鉄道に乗ろうとしたときのこと。乗車時刻の40分前に引き換え場に行くととんでもない数の人が並んでおり、結局乗り遅れてしまったので、時間に余裕を持って早めに並ぶことをおすすめします!乗り遅れた場合は「改签」と書かれた窓口で切符を振り替えてもらうことができます。ただし、頻繁に来ない路線の場合は駅で長時間待機することになるので早めに駅に着くよう心がけましょう。

注意2


「自助售票区(自動券売エリア)」という自動券売機もありますが、中国の身分証明書が必要になるので、外国人は使えません。



チケットを受け取ったら、駅舎に入場します。その際に必ず手荷物検査が行われます。日本で新幹線に乗る際はない光景ですよね。検査を受ける前にパスポートとチケットを持って並びましょう。

高速鉄道の切符


チケットの「出発時刻」と「检票(ジエンピャオ)」を確認します。「检票」は乗車ホームへの入場ゲートが書かれています。中国の駅は日本と比べて非常に広く、列車ごとに入場ゲートの場所が異なります。例えば、写真のチケットに書かれている「一层1号检票口」は「一階1番口」という意味です。乗車時間を知らせる放送も流れますが、聞き取れない人は乗車時刻の10~15分前頃から人が並びだすのでそれを目印に動くといいでしょう。



高速鉄道が発着する駅にはコンビニやケンタッキー、マクドナルドなどがあることが多いので、出発前に時間に余裕があれば、何か食べたり購入したりできます。



車内で食べるためのカップ麺を買う人も多く、お湯がでる場所もあります!



ゲートが開いたら、改札にチケットの右下にあるQRコードをかざして入場。

ホームはかなり大きいので、乗り遅れないように自分の乗車位置を早めに見つけます。車内は新幹線と同じような作りで、特に戸惑うことはないと思います。シートも新幹線同様リクライニングすることができます。 

出発すると車内販売の人が来るので、お弁当や飲み物は車内でも購入することができます。現金でも購入可能ですが、ほとんどの人はWeChat Payかアリペイで支払います。初めてこの光景を見たとき、中国ではキャッシュレス決済がこんなにも浸透しているのだなと感動しました。

高速鉄道

車内の電子掲示板には通過している都市の天気や、現在どれくらいのスピードで走行しているのか見ることができます。



こちらは、深圳~広州間走行中に速度時速300kmに達したときに撮ったもの。
 
乗車してしまえば日本の新幹線と大きく変わらないので、慣れていない方でも戸惑うことなく過ごせると思います。ですが、アバウトに座っている方も多く、自分の席たどり着いたら、すでに他のお客さんが座っていたなんてことも。その場合は直接切符を見せてどいてもらうことは可能ですし、周りの人に席が合っているのかどうか確認してもらえば座れるのでご安心ください!

いかがだったでしょうか。高速鉄道の乗車料は比較的安価ですので、一回の中国滞在で2都市以上を訪ねたい場合、かなり有効な交通手段といえます。高速鉄道でしか味わえない景色や人との交流など、旅の醍醐味をきっと感じられると思います!

文・写真 / 山本

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