2020/09/20 カルチャー

リスニングの克服法は?合格者が語る中国語検定2級の勉強法

写真:PIXTA

中国語の検定には、「中国語検定試験(中検)」と「漢語水平考試(HSK)」の2種類があることは、中国語学習者の方ならきっとご存じのはず。検定に挑戦すると、自分の語学レベルを確認することができますし、勉強のペース作りやモチベーションの維持にもつながります。

筆者は中国語検定試験2級に合格していますが、合格までになんと3回も落ちた経験が…。今回は、当時の自分のように伸び悩んでいる方へ、当時の中国語レベルを含め、中検2級合格の鍵となった勉強法をご紹介します。

5年のブランクから目指す中検2級

中国語との出会いは大学の第二外国語の授業で1年間履修したこと。この時に中国語検定3級を取得しました。その後は中国語と疎遠の5年間を過ごし、習ったことのほとんどを忘れてしまいました。

社会人になってしばらくした頃、仕事ばかりの日常では張り合いがないと感じ、何か資格を取ろうと思い立ちました。英語ができる知り合いはいたものの、中国語がわかる人がいなかったため、周りとの差別化にもなると思い、「中検2級を取得しよう」と決意、独学で勉強を再開することに。

見直しメモを使った地道な筆記試験対策

筆記試験対策では、「合格奪取!中国語検定2級トレーニングブック筆記問題編」(アスク出版)を参考書として使い、学習しました。筆記試験用とリスニング用の2冊があり、特に筆記用は400ページもあり、文法の説明も練習問題も非常に充実しています。

ただし、重くて持ち歩くには不便なのが難点。そのため、練習問題の中から間違えたものをノートに写し、分からない単語の意味を書いて、自分用の見直しメモを作っていました。

これを続けることで、二度三度と受けるたびに筆記試験は徐々に解けるようになっていきました。

結果的にリスニング対策になったエンタメ番組

一方で、リスニングは本当に苦手でした。はじめは30~40点ほどしか取れず、合格点70点にはほど遠い状態…。

というのも、当時は頭が固く、「リスニングの試験勉強のためには、音声教材1回分のまとまった時間を確保して、机に座って集中してやらなければいけない!」と難しく考えたからです。時間を捻出できず、ついついリスニングの勉強を後回しにしてばかりいたのです。

ブレイクスルーのきっかけとなったのは、中国のバラエティ番組にハマったことでした。4回目の受検勉強をしていたころ、テンセントビデオ制作の「創造101(Produce 101)」という番組を見始めました。この番組は、アイドルデビューを目指す練習生たちが、歌や踊りを練習したり、ステージで練習成果を披露したりする内容。そのため、難しい言葉も少なく、中国のテレビ番組を見慣れていなくても気軽に見ることができました。

電車での通勤時間などに中国語を聞く時間が増えたことで、中国語のスピード感に慣れ、すこしずつ試験のリスニングも聞こえるようになっていきました。

気軽に楽しくできる勉強法を見つけることが合格の秘訣?

最終的に4回目の受験で無事2級に合格することができました。本当は、「真面目にコツコツと、繰り返し練習問題を解く」ことが合格への一番の近道だと思います。でも、それがなかなか難しい。そんなときは、普段とは違う勉強法を、気軽な気持ちで試してみるのもオススメです。資格取得のための勉強に「趣味」や「楽しみ」が加われば、中検2級合格に近づくはずですよ!

RECOMMENDEDおすすめの記事


関連する記事

ランキング