2020/09/23 デジタル&IT

アリババクラウドが「自律型配送ロボット」発表、ラストワンマイル配送の課題解決に期待

画像提供:アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社

アリババクラウドが自社の年次イベント「Apsara Conference 2020」を開催、最新技術や製品を紹介しました。

この中で、アリババクラウドはラストマイル配送用の自律型配送ロボット「小蛮驢 (シャオマンリュ)」を発表。アリババグループのグローバル研究機関「アリババDAMOアカデミー(達摩院)」が開発したこの配送ロボットは、一度に50個の荷物を運ぶことができ、1回の充電で最大おおよそ100キロ走行することが可能なのだそうです。

指定されたコミュニティやキャンパスに1日500個の荷物を届けることができるとされ、ラストワンマイル配送の課題解決に期待が高まります。

公開されているコンセプト映像を確認すると、具体的なロボットの活躍シーンがイメージできます。映像は、顧客が起床後にスマートフォンで荷物の受け取り日時を設定し、「小蛮驢 (シャオマンリュ)」が夕方に指定されたお届け時間に合わせて出動するという内容。アリババの物流拠点で荷物を積み込まれた「小蛮驢 (シャオマンリュ)」、人通りの多い場所では速度を落とし、障害物を避けながら確実に顧客の場所へと運びます。

実際に、顧客はアリババのタオバオ(淘宝網)などのモバイルアプリを使用し、配送日時を指定することが可能。荷物が指定の目的地まで配送された後、ユーザーは同アプリ内で受け取り用のパスコードを「小蛮驢 (シャオマンリュ)」に入力することで荷物を受け取ることができるそうです。

強化学習技術(Reinforcement Learning)やアリババ独自の高精度測位技術により、混雑した環境下でも自らルートを決めて走行することができ、GPSの電波が弱い場所や電波が届かない場所でも走行可能に。また、自社技術により安全性も高めているとのこと。

アリババクラウド・インテリジェンスのプレジデント兼アリババDAMOアカデミー責任者であるジェフ・チャン(Jeff Zhang)氏は、「(略)今後は、地域のサービス事業のニーズに対応し、空港に向けたサービスロボットや観光案内ロボットなど、様々なサービスロボットへの技術展開を目指していきます」とコメントし、今後の展開についてものぞかせました。

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