2020/10/03 カルチャー

中国留学体験談、一日のスケジュールや10カ月の成果は?

筆者は約10カ月間、日本の大学の留学プログラムで北京の大学に留学していました。その後、別の大学で学部生として留学するのですが、今回は最初に行った「10カ月間の中国語学留学」について紹介させていただきます。

ほかでもない中国への留学を選んだ理由

筆者が中国の大学に留学しようと思ったのはちょうど高校3年生の時。もともと高校生に入学したころから「大学に入ったら留学したい」と漠然と考えていました。

高校2年のころ、父と上海へ旅行に行きました。そのとき、想像以上に発展した中国を目の当たりにしたと同時に、路地に入ると舗装されていない道がたくさんあることを知りました。その二面性に興味がわき、中国留学を決意。父は中国に出張に行くことが多く、自身の目で見たリアルな中国を知っていたため、中国留学には賛成してくれました。

クラス分けには面談も

留学に行き、まず通るのがクラス分け。留学先の学校によって多少異なる部分があると思いますが、クラスは高級・中級・初級に分かれていることが一般的です。筆者の留学先では、その中でさらに3段階構成で分かれており、合計9クラスでした。例えば、中級クラスは中級1、中級2、中級3と細分化されており、数字が大きい方が使用する教材の難易度が高くなります。

クラス分けは事前に行われたアンケート調査と中国人の先生との面談によって決まります。面談の内容は「中国語の学習歴は?」「中国にこれまでに訪れたことある?」など簡単な会話と文章の音読です。筆者は中級2に振り分けられ、留学生活がスタートしました。

勉強だけではない!留学中の一日のスケジュール

留学中は、おおよそ下記のスケジュールでした。

1限授業
2限授業
昼食
3限授業・補講 or 課外活動
4限授業・補講 or 課外活動
夕食
予習復習・HSKの勉強


午後は授業がない日もあり、そうした日は課外活動に参加したり、日本語を学習している中国人学生と一緒に勉強したり、家で宿題をやったりと好きに過ごすことができます。

筆者は放課後に中国人学生とカフェでお互いの宿題や言語を教え合っていました。夕飯後は、宿題や授業とは別にHSKの勉強です。

勉強ばかりでは息が詰まるので、学内の太極拳のサークルに参加し、週に一回1時間ほど汗を流していました。このほか、中国茶や箏など多様なサークルがあるので短い留学生活で目いっぱい中国文化を学ぶのもよさそうです。

10カ月の留学生活の成果

留学後期のある日、先生に「あなたのリスニング力は日本人学生の中でも特に優れている」と褒めてもらったことがあります。留学前にHSKの試験を受けた時には成績が一番悪く、自分自身で苦手だと思っていたリスニングをほめてもらえたのは、今思い出してもうれしい出来事です。

HSK5級・6級はスコア制になるので合否判定はないものの、6級の能力相当と考えられている「HSK6級の180点以上」を目指していた筆者。留学直前の実力はHSK5級160点ほどでしたが、留学して半年後、HSK5級に再挑戦したところ、242点と大幅に点数がアップ。帰国した月のHSK6級の試験では、210点を取ることができました。

それでも、帰国直前にタクシーをお願いしようと思って電話したときには、中国語が聞き取れないということも。まだまだ、努力が必要だと思っています。

この留学を通じて、中国文化はもちろん、外国人留学生たちの国の文化を知ることができたのは大きな収穫です。また、中国語を学ぶ外国人、日本語を学ぶ中国人に出会い、彼らの熱心さに影響されて「自分ももっと頑張らなければならない」との考えを持つようになりました。それまで漫然と過ごしていた生活を変えるきっかけになった留学という体験。行ってよかったと感じています。

ライター:瀧くん

RECOMMENDEDおすすめの記事


関連する記事

ランキング