私は中国で半年間留学生活を送りました。今回は、留学生活の一端をお届けできればと思い、学食の朝食で食べた「パン」にフォーカスしてお届けします。パン一つとっても文化の違いが見えてくるかも!?
包子や肉松パンなど、中国の学食パンの写真 中国で日常的に食べられる饅頭(マントウ)や包子は、学食にも登場。
急いでいるときには写真のようにビニールに入れて「打包(お持ち帰り)」ができます。授業に遅れそうだったり、後で食べたいときによく使いました。「可以打包嗎?(お持ち帰りにできますか)」といえばすぐに包んでくれます!
お支払いは、学生カードにお金をチャージしてお支払い。中国はキャッシュレス社会といわれるだけあって、私が通った大学でも校内で現金を使う機会はかなり少なかったです。学生カードでの支払いかつ学食は安いこともあり、値段をあまり気にして買うこともなかったのですが、饅頭がだいたい1元(約16円)くらい。他のパンが2〜3元(約32〜48円)くらいだったと記憶しています。

饅頭は、中国の蒸しパンです。具が入っていない白いものが一般的で、ほんのり甘く優しい味。

ほかにも、黒糖を使ったものや小豆が練りこんでいるものなど種類が沢山あります。

饅頭が具がない蒸したパンなのに対して、具が入っているものが包子です。白いものは、小サイズの包子であんまんです。右は草餅と胡麻団子を合わせたようなもので、胡麻の香りが香ばしいです。
白い包子にはチャーシューが入っていて、ボリューム満点。
写真下の見た目がジャガイモのようなものには、何が入っているのでしょうか…?

こちらにもチャーシューがたっぷり入っていました!

エッグタルトとピーナッツ蒸しパン。コーヒーが飲みたくなりますが、中国のコーヒーは甘いものが多く、ブラックコーヒーはなかったので少し残念でした。

写真左は、豆乳です。なみなみ入って0.5元(約9円)!
ちなみに日本の豆乳と中国の豆乳は全く違います。日本だと牛乳のようにサラサラとしていて、あまり甘くないというイメージがあるのではないでしょうか?
中国の豆乳は大豆の味が強くザラザラとしており、「豆汁」のようなイメージがあります。しっかりと砂糖が入っているものが多く、飲むだけでもお腹いっぱいになります。もし飲まれる機会があれば、ぜひ比べてみてください!