中国で半年間の留学生活を送った筆者。以前、中国の学食パンについて取り上げましたが、今回は、学食の「麺料理」に焦点をあてたいと思います!
なお、本記事の中国語表記には文字化け等を考慮して、一部、日本漢字を用いています。
【写真11点】こんなにある!中国の学食「麺料理」 海鮮烏冬面(海鮮うどん)
野菜と海鮮がたっぷり入っていてボリュームがあり、野菜と海鮮のエキスがスープに染み出たうどんです。ちなみに、うどんは「烏冬面」でウードンミエンと読みます。
見た目の通り味は辛めで、汗をかきながら食べました。当時これで約20元(約360円)でした。
手撕鶏拌面(鶏肉混ぜ麺)
「手撕雞拌面(ショウスージーバンミエン)」は、私が留学していたときに最もよく食べた麺料理。料理名にある「撕」は「裂く」という意味で、この料理にたっぷりと使われている細く裂かれた鶏肉を指しています。
具材は茹でた鶏肉のほか、きゅうり、ねぎ、ひよこ豆が入っており、甘めの花生醬(ピーナッツソース)で味付けされていて、日本人にも食べやすいです。辛いものが好きな方は、辣椒を加えるとパンチのきいた味になります!

食べるときは、底に溜まっているピーナッツソースをよく麺に絡めてから食べます。とってもボリューミーなので、いつもシェアして食べていました。価格は、約22元(約390円)でした。
炒面

「炒面(チャオミエン)」は、中国でよく見かける麺料理。炒面は麺を炒めた料理で種類も様々、私の大学の学食にも数十種類のメニューがありました。
こちらは日本の焼きそばのように見えますが、中華醤油で辛くなくさっぱりとした味付け。写真の炒面に入っている具材は、白菜、にんじん、たまねぎ、しいたけ、豚肉などです。油をたくさん使っているはずなのに、あまり油っこくなくスルスルと食べられます。
値段は比較的安く、約18元(約330円)でした。コスパ重視の方にとっては最高の麺料理です。
炸醤面(ジャージャー麺)

日本でも有名な「ジャージャー麺」も学食で食べることができます!中国語では、炸醤面と書き、ジャージャンミエンと発音します。
一般的なものは細麺ですが、お店によって太麺がある場合も。
甘辛のタレに、豚のひき肉、ネギ、しいたけ、生姜、小松菜といった具材が使われています。日本のジャージャー麺に比べると甘めな味付けで意外だなと思った記憶があります。値段は、約20元(約360円)でした。