2021/01/25 ビジネス

「ほぼ日手帳」が中国でアナログ手帳を販売した理由は?担当者に聞いた

画像:株式会社ほぼ日

1月に入り、新しい手帳を使い始めた人も多いのではないでしょうか。日本には、選ぶときにワクワクするような多種多様な手帳があります。その中でもファンの多い「ほぼ日手帳」。実は2019年版より中国で中国語版(簡体字版)が発売され、2019年には越境ECである「天猫国際」にオフィシャルストアが開設されています。

【画像8点】中国の祝日「国慶節」の文字が入った手帳の中面

しかし、「中国では手帳文化があまりない」との声を聞いたことがあるような気も。今回は、中国でも受け入れられる「ほぼ日手帳」が中国市場で歩んできた道のりをオンライン取材でうかがいました。

売ってないけど使っている、そんなユーザーとつながるために

ほぼ日手帳
画像:株式会社ほぼ日
 
「まだ中国に販売の足がかりがないころに、苦労してほぼ日手帳を手に入れて熱心に使ってくださっているファンの方がいることを知りました」と話すのは、ほぼ日手帳チームのリーダーを務める星野槙子さん。

「ほぼ日手帳には、毎日ページの下に“日々の言葉”というものが書かれていたり、巻末には毎年変わる“おまけページ”があったり。そういうとてもほぼ日らしい特徴をもっと知っていただけたら、中国のユーザーの方とより強くつながっていけるのではないかと考えて、中国語版をつくるプロジェクトが動き始めました」

つまり、ほぼ日手帳の中国語版発売は「中国市場へ手帳文化を根付かせる」という目的からのスタートではなく、「ユーザーの方が使ってくれていた」という事実が原点だったといいます。

スケジュール管理ではなく思い出の箱として


画像:株式会社ほぼ日

「中国では、スケジュール管理として手帳を使う人は少ないですが、“書く習慣”を持っている人は一定数います」と話すのは、ほぼ日手帳チームで中国担当を務める湯為(タン・ウェイ)さん。いわゆる日本的な手帳の使い方というよりは、その日あったことを書き込む日記帳のような意味合いが強いようです。

中国におけるほぼ日手帳の主なユーザーは18歳から30代半ばくらいまでと、日本と比較すると少し若い傾向。湯さんによれば、学生や若手の社会人は自分の時間をより良いものにするために日々の暮らしを記録するという習慣を持つ人も少なくないのだといいます。

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