2021/02/22 カルチャー

「もう観光客ではない」中国人留学生が日本で初めて「銀行口座」を作って思ったこと

写真:PIXTA

今年の春節は2月12日でした。新しい一年のはじまりである「春節」を迎えると、これまでの生活を振り返り、将来のことを考えたりするものです。

日本での留学4年目を迎えた私もこれまでの留学生活を振り返ると、新鮮な出来事に出合いうれしかったと感じたときも、どうしても慣れなくて辛かったと感じたときもあります。

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そのうち、一番印象が強いのは、初めて日本で銀行口座を作ったときのことです。

立ちはだかる銀行口座開設の壁

来日して2カ月ほどが経ったころ、アルバイトの面接に合格しました。しかし、この時私の頭を悩ませたのが「銀行口座」でした。アルバイト先の給与の振り込み先が指定の銀行で、そこで口座を作らないといけないということ。

外国人が日本の銀行でカードを作るためには、一般的に「6カ月以上の滞在期間」と窓口の方と問題なく会話できる「日本語能力」が要求されます。窓口の方と会話するのは大きな問題ではありません。しかし、6カ月以上の滞在期間はどうしたらいいでしょうか。

はじめに一人である銀行に行き口座開設を申し出ると、「作れません」と言われてしまいました。「自分の日本語が上手ではないからかも…」と不安に思い、友達と一緒にもう一回別の銀行へ。この時は審査の段階までこぎつけましたが、結局「滞在期間」が原因で作ることができませんでした。

大学にも相談し、ついに

せっかく留学したのだから、日本の大学生活の一環ともいえるアルバイトをどうしても早めに始めたかった私は、学生センターの先生に相談しました。先生は「学校のすぐ近くにある銀行はうちの大学と取引がある銀行だから、そこで相談すれば何かしらの助けがあるかも」とアドバイスをしてくれました。

私はすぐにその銀行へ行き、自分がすぐそこの大学で留学していることと、口座を作りたい理由を窓口の人に伝えました。最初は「ちょっと難しいかも」との返事でしたが、何度かやりとりをして、無事に作ることができました。

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