2021/02/22 カルチャー

「もう観光客ではない」中国人留学生が日本で初めて「銀行口座」を作って思ったこと

写真:PIXTA


銀行口座開設を通じて得たもの

日本に住んで、銀行口座を開設することは一見すると大したことではありませんが、私にとっては特別な意義がありました。

「できるだけ何でも自分でやる」「他人に頼らない」を貫いていた私でしたが、一人で外国に住んで、慣れないことが多く、わからないことだらけ。そんなとき、忙しい中一緒に銀行へ行ってくれる友人、アドバイスをくれた学校の先生、親切な銀行員…このような人たちに助けられ、一人で海外に住む不安が少し解消した瞬間でもありました。

さらに、銀行口座を作ったからこそ、日本の大学生と同じくバイトをすることができ、学校以外にも日本に触れる機会ができました。銀行で通帳を手にした瞬間、「積極的に助けを求めてよかった」、「自分はもう観光客ではない、本当にここで生活をするんだ」という実感がわきました。

アルバイトを始めると、バイト先で販売されている「ユッケ」を食べて生ものに慣れ、日本の丁寧な接客文化にも触れることができました。今振り返ると「日本の生活に慣れたなぁ」と感じるときはたくさんあります。あの時の「銀行口座」のおかげですね。

この出来事からもう3年が経ちましたが、今思い出しても、まるで昨日のことのようです。

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