2021/03/06 カルチャー

おうち時間にもぴったり!「中国茶」が持つ3つの魅力とは?

写真:PIXTA

新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増えている昨今。私自身もおうち時間が増え、そんな時も中国茶が強い味方となってくれています。茶葉と簡素な茶器セットと少しの心得があれば、どこにいてもおうち時間を豊かに過ごすことができることを改めて実感する毎日です。

私が中国茶と出会ったのは、今から約18年前。夫の出身地、浙江省の龍井茶畑を訪れた時でした。広大な美しい茶畑、山水で淹れた香り高いお茶の味わいに心と身体がほっこりと和んだことを今でもよく思い出します。

その後上海に戻り、子育てと仕事に追われる忙しい生活が始まりましたが、この18年間、いつもおおらかな甘みと清らかさの香る中国茶が私を癒やしてくれました。

今回はそんな中国茶の魅力をご紹介したいと思います。

自分だけに向き合える贅沢な時間

お湯が沸く音に耳を澄ませながら、茶葉に触れ、色を楽しみ、香りを堪能して、心ゆくまで味わうことのできる中国茶。聴覚、触覚、視覚、嗅覚、味覚…自分の持てるすべての五感を喚起させることで感覚が磨かれていきます。

日常生活では他人や家族のことを考えたり、仕事での心配なことがあったりすると頭の中が忙しくなりがちですが、中国茶を通じて自分だけに集中できる贅沢な時間があるといいですよね。

体調や季節、気分によって選べる

その昔、中国でお茶は薬として服用されていました。明の医学者・李時珍が著した中国古典『本草網目(běn cǎo gāng mù)』の中でも「眠気を防ぐ」「解熱効果がある」「解毒作用がある」「痩せる」など幅広いお茶の効能が紹介されています。

今でも中国の人たちは、食べ過ぎた時には、整腸作用のあるウーロン茶、美肌には白茶など、毎日の生活に上手く中国茶を取り入れています。

自分の体調や季節、その時の気分に合わせて茶葉を選び、美味しくお茶を味わうことも中国茶の魅力の一つだといえます。

心を込めた芸術的なおもてなしも

中国茶の基礎や淹れ方が分かってくると、自分の好きなテーマや季節に合わせた茶器や茶席(テーブルコーディネート)を設えて、茶服(中国の伝統的な服装)を着て、親しい友人や家族に、心を込めてお茶を淹れることができるようになります。

最近では蘇州や上海でも、茶会が多く開催されるようになっています。若き茶人たちが茶服を身にまとい、陶磁器にこだわる。一つの芸術としての茶席が見られるようになってきました。

知れば知るほどにその奥深い魅力に出会える中国茶。ぜひ心と身体で体感してみてください。

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