2021/04/05 カルチャー

日本ではマイナーだけど美味しいから...一度は食べてほしい「中国料理」4選

世界三大料理のひとつとされる中華料理。麻婆豆腐やチンジャオロース、ホイコーローなどおなじみの中華料理のほか、日本ではあまり知られていないものも数多くあります。

今回は筆者が実際に中国で食べた料理の中から、日本ではマイナーですが一度は食べてほしい本場の中華料理を4つほどご紹介します。

【画像】見た目は茶色っぽいけど味は確か!本場の中華料理

辛味が後を引く湖南料理「農家小炒肉」

農家小炒肉

農家小炒肉(ノンジャーシャオチャオロウ)は、名前に「炒」とあるように炒めてつくるもので、湖南料理のひとつです。湖南料理は全体的に辛い料理が多く、この「農家小炒肉」も豚バラ肉を青唐辛子や赤唐辛子で炒めた辛い料理です。

味付けに塩やにんにくなどを使用していて、お酒やごはんがすすむ一品。作り方が比較的簡単なため、家庭料理としても親しまれています。見た目はあまり辛そうではないですが、青唐辛子のキリっとした辛味が後を引くパンチの強い料理です。

手づかみで豪快に食べる羊の丸焼き「烤全羊」

烤全羊

「烤(カオ)」は「あぶる、焼く」という意味で、「烤全羊」(カオチュエンヤン)はいわゆる羊の丸焼きのこと。羊丸々一匹を回転させながらじっくりと火を通したものを大人数で食べる料理で、結婚式などお祝いの席でよく見かけます。

食べ方は写真のように羊丸々一匹がテーブルにドカンと置かれ、各々ビニール手袋をして手づかみで食べる豪快スタイル。お好みで唐辛子やクミンなどの調味料をつけて味変します。

特に新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区など中国北西部、北部の郷土料理として知られ、中国各地に内モンゴルのゲル風の個室で羊の丸焼きが楽しめるレストランがあります。

火鍋に入れて食べるのがポピュラーな「羊蝎子」

羊蝎子

「蝎子」は中国語で「サソリ」という意味。「羊のサソリ…?」と思ってしまいますが、「羊蝎子」(ヤンシエズ)は羊の脊椎骨(せきずいこつ)のこと。骨の形がサソリに似ていることから羊蝎子と呼ばれています。

羊蝎子は火鍋に入れたり、煮込んだりして食べることが多く、先ほどの丸焼き同様、ビニール手袋をして手づかみでいただきます。骨の間の髄も箸などでこそいで食べる、まさに「骨の髄」まで余すことなく食べる料理です。味付けは店によって様々。醤油や八角などを使った甘めの味付けもあるので辛いものが苦手な人にもおすすめです。
 

骨付き鶏肉とじゃがいもがたまらない「大盘鶏」

大盘鶏

「大盘」は「大皿」という意味で、「大盘鶏」(ダーパンジー)はその名の通り大皿に盛られた鶏肉料理のことです。新疆ウイグル自治区の郷土料理で、メインの食材は骨付きの鶏肉とじゃがいも、そのほかにも唐辛子やピーマンなども入っています。唐辛子が入っていますが、それほど辛くはなく、骨付き肉のうま味とじゃがいものホクホク感がたまらない一品です。

そのまま食べても十分おいしいのですが、注文時に麺を追加することもおすすめ。追加するとお皿の底にきしめんのような手打ち太麺が敷かれ、その上に具材として「大盘鶏」がのって提供されます。具材と麺をよく絡めて食べるのが本場の食べ方です。

まとめ

今回ご紹介した料理は茶色で味の濃いめのものばかり。色とりどりの中華料理も捨てがたいですが、日本ではマイナーな料理にもごはんやお酒のすすむ絶品料理があります。

まだまだ海外旅行は難しい時期が続いています。今回ご紹介した料理は、日本国内の中華料理店で見つけたらぜひちょっとした“旅行気分”で食べてみてほしい、おすすめの「本場中華」です。

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