2021/04/01 カルチャー

やさしい香りの中国茶「花茶」 代表的な3種類とその特徴を知ろう

さわやかな春がやってきました。みなさんもそれぞれの場所で花の開花を楽しんでいることと思います。今回は、春の季節にぴったりな花茶についてご紹介します。

花茶は、花の姿や香りを楽しむお茶の総称。中国では広く親しまれ、中国語で「ファーチャー(huā chá)」と発音します。花茶は大きく二つに分類され、一つは花びらや花そのものを乾燥させたもの、一つは茶葉に花の香りをつけたものです。

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老若男女問わずお茶好きな中国人。会社勤めの女性達がマイボトルにお気に入りの花茶を入れてお湯を注ぎ足しながら、1日何杯もの花茶を飲んでいる姿をよく見かけます。

その人の体調に合わせ、健康な状態を保つように処方していく中医学では、漢方の生薬として多くの花が使われています。玫瑰(ハマナス)や菊、桂花(キンモクセイ)もその一つです。

今回は、花茶の中でも代表的な3種類の花茶をご紹介します。

ハマナスのつぼみを乾燥させて作る「玫瑰茶」


玫瑰茶

代表例:玫瑰茶、墨紅玫瑰茶、玫瑰紅茶

中国では貴重な中医薬の原料となる玫瑰花(ハマナス)。その紅い花のつぼみを乾燥させて作った美しい花茶が「玫瑰茶」(メイクイチャー/méiguīchá)です。血行をよくし、痛みを和らげる効果が期待され、生理の症状緩和や胃痛などに使われることもあります。また、中国では古くから「美肌のお茶」として愛飲されてきた歴史があるお茶です。

玫瑰茶は他のお茶に入れて飲むのが一般的。上海、広東省、福建省では紅茶などとブレンドして飲まれています。

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