2021/04/22 カルチャー

紫砂壺(急須)を使った中国茶の淹れ方!茶器を育てる奥深い世界

中国茶を入れる際に思い浮かべる急須「紫砂壺」。紫砂壺は土で作られた焼き物で、中国語で「ズシャーフー」と読みます。

【画像】紫砂壺を使った中国茶の淹れ方を確認

紫砂壺には様々な種類があります。その中でも中国江蘇省宜興県で採取できる土から素焼きで作られた「宜興紫砂壺」が最上級とされており、これで淹れたお茶は、味わいがよりまろやかで格別に美味しいといわれています。

そのほか、中国四大美人の一人・西施をモチーフにした「西施壺」や、立身出世の意味が込められた「魚化龍壺」など、さまざまな形の紫砂壺があり、その形は中国の人の生活や故事の中から生まれたものです。

今回は、紫砂壺を使った淹れ方をご紹介したいと思います。

紫砂壺で淹れるのに必要な道具

紫砂壺

それでは、下記の8つの道具を使って淹れていきたいと思います。

(1)茶道組(チャーダオズ) 5つの道具がセットになっています。今回は茶漏(チャロウ)と茶匙(チャーシー)のみ使います
(2)茶漉(チャール) 茶こし
(3)公道杯(ゴンダオベイ) ピッチャー。注ぎ口の付いたコップでも代用可
(4)茶盤 (チャーパン) トレイ。深めのお皿でも代用可
(5)品銘杯(ピンミンペイ) 湯飲み。お猪口(おちょこ)でも代用可
(6)紫砂壺 (ズシャーフー) 急須でも代用可
(7)茶荷(チャーホー) 茶葉入れ。小皿でも代用可
(8)熱水壺 (ルーシュイフー) 湯沸かし器。電気ケトル、鉄瓶でも代用可

紫砂壺で淹れるのにおすすめの茶葉

紫砂壺は他の茶器と比べると保温性に長け、吸収性があるのが特徴です。そのため、高い温度で香りを楽しむ烏龍茶(青茶)、黒茶、紅茶が適しており、格別な美味しさを味わうことができます。

その吸収性からお茶の味わいと香りを茶壺に含んでしまうので、一つの紫砂壺で淹れるお茶は、同じ種類の茶葉にするのが一般的です。

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