2021/05/03 カルチャー

中国の大学受験「高考(ガオカオ)」の過酷さを振り返る

写真:PIXTA


分刻みのスケジュールを組む厳しい高校

そのため、1分1秒も無駄に使わないよう、高校で知識を得られるようにするのが理想的だと考えられます。それを徹底的に実行することで有名な学校もあるほどです。ある寄宿制の高校では毎朝5時半から夜10時半まで、やるべきことが分刻みで決められており、非常に厳しいと有名です。

さらに、「昼休みにシャワーに行ったからごはんを食べる時間がない」などのようなニュースもよく見られます。こうした記事を見て、「高校時代に1時間以上も昼休みをとるなんてもったいなかったな」「私の高校時代は楽だったのかな」と考えさせられます。しかし高校3年間を改めて振り返ってみると、やはり「楽」とはいいがたいものでした。

中には勉強に嫌気がさす人も

辛い受験生生活を経て大学に入学することができ、ようやく自分の好きな専攻を選ぶことができた私は、これまでよりも学習意欲を高めることができました。一方で、高校で勉強漬けの生活を送った結果、勉強に対する興味を失い、大学に入ると全く勉強せずに遊ぶ人もいるようです。

「高考は試験用の知識以外に、私たちになにを与えてくれたのか…」受験から何年経っても、うまく答えられません。この答えは、これからの人生の中でも見つけていくものなのかもしれません。

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