2021/05/24 デジタル&IT

導入目立つ「配膳ロボット」は飲食店の“接客”を変えるのか?その実力を聞いた

画像:Drone Future Aviation


接客品質の向上にも一役買うロボット

テスト導入している店舗からは、使いやすさや接客サービス向上など、高評価を得ているといいます。

「まずは使いやすさです。導入してから間もないころは様々な不明点が挙がってくると思っていたのですが、そういったことはほとんどなく、Pudu社の製品が使いやすいものであると物語っています。また、これまでホーススタッフがキッチンに料理を取りに行くとお客様から目が離れてしまう場面が多かったのですが、ロボットがその役割を担うことで、常にお客様に気を配ることができるようになったという声もいただいています」

ロボット導入による人件費削減の効果は?

新型コロナウイルスの感染リスク軽減、接客サービス向上のほか、人件費削減についても効果が見込めるといいます。「現在テスト導入している店舗はそこまで大型店舗ではないため、日本での状況を具体的な数字でお話することは難しい」とした上で、中国の例を教えていただきました。

「ロボットは一台あたり10kgを載せることができるため、人間なら3〜4回往復するところロボットなら1往復で済み、作業量の軽減が可能です。100席以上を持つ中国の店舗様の例ですと、ロボット一台当たりで1.5人の人件費削減につながると聞いています」

最後に、今後の展望についてうかがうと「5年以内の近い将来、大型店に行けば配膳ロボットがあるという状況が珍しいものではなくなっているのではないかと思っています。そういった生活と密接にかかわるインフラ作りをしていきたいです」と意気込みをのぞかせてくれました。

今はまだ新鮮味の強い配膳ロボットですが、タッチパネルによる注文がすでに多くの飲食店で導入されていることを考えると、その普及は決して遠い未来のことではないのかもしれません。

1元=16.9円で計算

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