2021/07/08 カルチャー

1990年代終わり急発展する「上海」でノンビリ過ごして学んだこと ~市場の買い物編~

写真:PIXTA

日本のメディアに登場する中国、特に上海は非常にきらびやかで華やか。歴史的建造物の立ち並ぶ外灘から黄浦江を経てネオンきらめく金融街の高層ビル群を眺める。そんなイメージではないでしょうか。

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しかし、時計の針を10年、15年、20年と巻き戻すと、今の上海では見ることのできない、非常にのどかな一面もありました。今回から少しの間、筆者の「古き良き日の上海ノスタルジック」にお付き合いください。

1990年代終わりごろから住んだ上海

筆者が上海に住み始めたのは、2000年を間近に控えた1990年代の終わりごろです。当時の上海はまさに都市建設に取りかかろうとしていた時期。外灘から現在の金融街のある陸家嘴を眺めても東方明珠タワーのほかは、浦東 シャングリ・ラ 上海があるくらいで、今のジンマオタワーや上海ワールド・フィナンシャル・センター、さらには上海中心などの超高層ビルもありませんでした。

それから気がつけば高速道路ができ、地下鉄が登場したかと思えばその路線が増え、浦東に新しい巨大な空港ができ…といった、まさに超高速の建設ラッシュとなっていったのです。

簡単に言えば、私が足を踏み入れた上海は「現在の上海を作り始めていた」時代だったでしょう。

上海屈指の繁華街として知られる南京東路も、かつては「ジャバラ連結バス」が行き交う非常にスリリングな道路だったのですが、気がつけば安全な歩行者天国へ様変わり。観光スポットとなっておりました。

当時は長くて3年で帰国するカリキュラムで、まさかそこに10数年住もうとは思ってもみなかったので、基本ぼんやりとした気持ちで過ごしていたのですが、今となっては「写真に撮って残しておけば!」と思うことも多くあります。

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