2021/07/20 エンタメ

清朝宮廷が舞台!“神劇”と称された中国ドラマ『宮廷の諍い女』あらすじ&見どころ

©2012 Dongyang Flower Film

中国で空前の大ブームを巻き起こした宮廷ドラマ『宮廷の諍い女(いさかいめ)』。清朝の皇帝・雍正帝から寵愛を受け、乾隆帝の生母となった主人公・甄嬛(しん・けい)の波瀾万丈の一生を描いています。

【画像】衣装にも注目!『宮廷の諍い女』の場面写真

本作は2011年末から中国で放送されて以来、様々な国で放送され、今なお人気を誇る作品。中国国内では中国版エミー賞ともいわれる「国劇盛典」で2012年の最優秀作品賞を受賞し、「神劇」と称されました。

本記事では、筆者がおすすめしたい本作の見どころをご紹介します。

あらすじ

宮廷の諍い女
©2012 Dongyang Flower Film

ドラマの舞台は清朝・第5代皇帝の雍正帝(ようせいてい)の時代。後宮では皇帝の寵愛をめぐり、皇后と華妃(かひ)の二大勢力を先頭に、側室たちの激しい争いが繰り広げられていた。

主人公の甄嬛は、女たちの愛憎渦巻く後宮に側室として入る。持ち前の頭の良さで、甄嬛は華妃や手下の側室からの冷酷な仕打ちをかわし、雍正帝の寵愛も受けることに。激しい争いの末、甄嬛は華妃を退けるも、今度は皇后の策略によって皇帝の怒りを買い宮廷を去る。

その後、尼寺で修行していた甄嬛は、皇帝の弟・果郡王(かぐんおう)と出会い、互いに惹かれ結ばれる。果郡王との間に子どもを授かり、幸せなひと時を過ごすが、ひと時の安らぎも束の間、甄嬛に再び魔の手が忍び寄る…。

キャストの熱演に引き込まれる

宮廷の諍い女
©2012 Dongyang Flower Film

主人公の甄嬛の一生を見事に演じきったのは、スン・リー(孫儷)。日本でも放送された歴史ドラマ『ミーユエ 王朝を照らす月』や『月に咲く花の如く』でも主演を務めている実力派女優です。

また、スン・リー以外にも、側室の一人・華妃を演じたジャン・シン(蔣欣)、皇后役にはエイダ・チョイ(蔡少芬/Aida CHOI)など、脇を固める俳優陣の熱演も素晴らしく、物語に入り込んでしまいます。

女たちの栄華と没落…過酷な運命に涙する

宮廷の諍い女
©2012 Dongyang Flower Film

そんな実力派が織りなす本作の見どころは、なんと言っても閉ざされた後宮で繰り広げられる女たちの熾烈な争いです。争いに勝てば栄華を誇り、負けると没落してしまうという過酷な運命に翻弄される女性たち。一人ひとりの気持ちに思いを馳せると、ついうるっとしてしまいます。

主人公の甄嬛もそんな後宮での運命に翻弄された一人。運命や試練に立ち向かい、成長していく甄嬛の波乱に満ちた一生に目が離せません。

豪華な衣装にも注目!中国ではセリフの口調がブームに

宮廷の諍い女
©2012 Dongyang Flower Film

本作が清朝宮廷ドラマの最高傑作と言われる理由の一つは、細部にまでこだわり抜かれた衣装や、装飾品、舞台セット。後宮の女たちの煌びやかな衣装に加え、見事な装飾品の数々に目を奪われます。ドラマが進むにつれて、主人公や側室たちが身にまとう衣装も変化していきます。次はどんな姿で登場するのか…とワクワクします。

中国では本作の放送後に、ネット上で「甄嬛体」ブームが巻き起こりました。「甄嬛体」とは『宮廷の諍い女』内のセリフをまねて話すというもの。中国語で皇后などの一人称を表す「本宮(ベンゴン)」をはじめ、登場人物の話し方をまねる人々が出現しました。

中国のレビューサイト「Douban」では10点満点中9.2(2021年7月時点)と、高評価を得ている『宮廷の諍い女』。同作はU-NEXTをはじめとした配信サイトやDVDなどで見ることができます。


©2012 Dongyang Flower Film

宮廷の諍い女(全76話)
原題:後宮 甄嬛伝
監督:ジョン・シャオロン
出演:スン・リー、チェン・ジェンビン、ジャン・シン、エイダ・チョイ、リー・トンシュエほか

RECOMMENDEDおすすめの記事


関連する記事

ランキング