2021/08/26 カルチャー

中国語のレベルを中級から上級へ!最大のハードルは「書き言葉」にあった【中国語学習の経験談】

写真:PIXTA

筆者が中国語の学習を始めたころ、担当教諭から中国語を母語としない学習者は「話す」「聞く」ことができても、「書く」ことができないままの学生が多いと聞きました。

そして、上海で在学中に「まったくその通り」だと身をもって実感。同時にそれこそが中国語レベルの中級から高級(上級)へと進む最大の難関だと感じた次第。今回は、中級から高級へのレベルアップについて考えたいと思います。

なお、本記事の中国語表記には文字化け等を考慮して、一部、日本漢字を用いています。

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聞けて話せるのに書けない!小学生レベルの作文力にショック

中国語で文章を書く。「同じ漢字を使っているので、文法さえ覚えれば簡単」そんな風に思っていませんか?

しかし、実際はリスニングや会話よりも非常に困難なことのように思います。

筆者は中国の大学で「本科(日本でいう学部生)」、そして「碩士(研究生とも。日本でいう修士)」に在籍していましたが、最大の難関は「書くこと」で、その克服のために徹底的に中国語で文章を書いていました。

最大の理由は、表現力です。

中級レベルでいえば、文章を書くことはできます。しかし、それは決して「よい文章」とは言えません。日本語でいえば「僕は〇〇だと思いました」「私は〇〇が大切だと思いました」という、作文レベルの表現しか書くことができないのです。

しかし、筆者が在学していたのは「大学」です。そしてこの大学では折に触れてレポートの提出が求められます。

「作文」ではなく「レポート」。

日本語でもそうであるように、中国語においても「話し言葉」と「書き言葉」には若干の相違があり、書き手の立場によって求められる文章の質が違うのです。

そのため、最初に出したレポートでは「書いてあることはわかるけど、表現が小学生みたいだね」とズバリといわれ、心に大きな傷を負ったことがあります。筆者の「書き言葉」の練習は、こうしてゴングが鳴ったわけです。

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